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     ”メールを送信する際にエラーが出る”現象について
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最終更新日2004/03/16

HT-NET21お客様各位

平成16年3月16日
  HT-NET21事務局

”メールを送信する際にエラーが出る”現象について

日頃より、HT-NET21をご利用頂き誠にありがとうございます。
HT-NET21もサービスを開始し8年目を迎える事が出来ました。
これも、ひとえにお客様の応援の賜物と感謝しております。

この8年の間、インターネットサービスの進歩・変化は、めまぐるしいスピードで進み、現在も止まる事無く進化し続けております。
定額制・ブロードバンド・IP電話とインターネットが次々と便利になる反面、インターネットは”悪者”にも非常に便利なツールとなってしまいました。

今回の”メールを送信する際にエラーが出る”現象につきましても、この悪者対策の為に設定したセキュリティの仕組みによっておきている現象です。
その仕組みにつきまして、ここで詳しくご説明させて頂きますので、 お客様のご理解とご協力をお願い致します。

1.この設定をするきっかけになった事件

3月13日(土)早朝 ”悪者”がHT-NET21のメールサーバを利用して携帯電話のメールアドレス宛に総件数約5万件の広告メールを送ろうと企みました。

お客様の携帯電話にも、毎日必要の無い広告メールが送られてくると思います。 まさに、その迷惑行為を企てた訳です。
連日、連夜このような事件が世界中のプロバイダーで起きており、最近ではプロバイダー側で規制をかける動きが強まっております。

このような事件は、既に他のプロバイダーや学校,行政機関等 色々な所で起きており、 数年前よりプロバイダーとして規制をかける動きが始まっております。

規制のかけ方と致しましては、HT-NET21のネットワーク以外から接続し、 HT-NET21のメールサーバを不正に利用して、HT-NET21以外のプロバイダーの メールアドレスへメールを送信する行為を禁止すると言う規制です。

HT-NET21では、 昨年4月に他のプロバイダーと協力して全国何処からでもHT-NET21を 御利用頂ける様にサービスエリアの拡大をした時にいち早くこの規制を採用したのですが、お客様からのお問い合わせが多かった事や、 その頃はまだダイヤルアップ接続が主流だった事、 多くのお客様がメールソフトにOutlook Express を利用されていた事を 総合的に判断し、一端この規制を緩和しお客様の使い勝手を優先させました。

この規制緩和により、3月13日以前まではメール送信時の問題は発生しなかったのですが、 今回のような事をする”悪者”が出てきてしまった事と時代の流れ、 他のプロバイダー様の動向も考慮し、インターネットプロバイダーの責任として やむをえず設定を再度厳しくする事と決断致しました。

尚、協力プロバイダーの連携により、本日この”悪者”の特定ができ、排除されました。

2.設定を厳しくした事により発生する現象

この設定とは、メールを送る人が、”悪者”では無く 正しいHT-NET21のお客様で 無ければメールの送信を許可しないと言う設定です。
判断方法と致しましては、メールを受信する(お客様のIDとパスワードで認証する)事で 判断しております。

又、インターネットに接続すると、パソコンには世界で1つだけのIPアドレスが割り振られます。
HT-NET21のメールサーバでは、このIPアドレスを割り振られているパソコンが 正しいHT-NET21のお客様であると言う事でメールの送信を許可しております。

上記の理由により、メールを送信する際には、大変お手数ですが下記の操作を 必ず行って頂ける様お願い致します。

ツールバーの送受信の横の矢印をクリックして”全て受信”を押し認証を行なう。
又は、ツール -> 送受信 -> 全てを受信を押し認証を行なう。

詳しい設定方法はこちらをご覧ください。

今までの使い勝手を考えますと、非常に面倒なように思われますが、 HT-NET21だけでは無く、現在のインターネットの標準になっておりますので ”携帯電話への不要な広告メール撲滅”の為にも、ご理解とご協力をお願い致します。

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3.ダイヤルアップで接続をされているお客様へのご注意!!
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上記の理由により、HT-NET21のメールサーバでは、メールを受信する (お客様のIDとパスワードで認証する)事とお客様のパソコンのIPアドレスとのデータを元に お客様が正しいHT-NET21のお客様である事を管理しメール送信の許可をしております。

この為、お客様のメールソフトの設定で、メールを送受信した後に切断する等の設定が されていますと、お客様を正しく認識する事が出来なくなってしまいます。

それは、メールを受信する(お客様のIDとパスワードで認証する)事で 現在パソコンに割り振られているIPアドレスは 正しいHT-NET21のお客様が利用している と認識してもメールの受信後に接続を切断されてしまいますと、このデータが無効と なってしまいます。

原因は、次回メールの送信時に再度接続を行ないますと、パソコンには先程受信時に 割り振られていたIPアドレスとは異なるIPアドレスが割り振られ、別人と判断されるからです。

この不具合を回避する為には、OutlookExpress で以下の設定を行なって下さい。

ツール -> オプション -> 接続 -> 送受信が終了したら切断する のチェックを外します。

詳しい設定方法はこちらをご覧ください。

これにより、この不具合は対策出来ます。
しかし、この設定により、今まではメールを送受信した後に自動的にインターネットへの 接続が切断されていましたが、今後は

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お客様が意思をもって切断しない限り接続されたままになり、
その間市内通話料金が発生しておりますのでご注意下さい。

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メールが送れない場合やお困りの時は、HT-NET21事務局までご相談頂ければと思います。
今後とも、HT-NET21を宜しくお願い致します。