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 市の鳥「カッコウ」について

最近テレビでカッコウの雛が、巣内の卵や雛を巣外に出す様子を放映されることがあるため、『何故市の鳥か?』との声がきかれます。
故・大庭虔作 副支部長が、昭和49年に決定に至った経緯を思い出し、支部報 Vol7 1994/9/20発行 に記載した内容を掲載しました。
 
(写真提供 佐久間長夫)

郡山市は、昭和49年、市制50周年を記念して、市の木、市の鳥、市の花を制定することにしました。
 
その選定は市民から公募をする一方、市の鳥について当時日本野鳥の会福島県支部長であった湯浅恭一先生に諮問がありました。
その時、候補として答申したのは、カッコウ・シジュウカラ・カワラヒワでした。
 
托卵について市議会の問題となったため、先生は、『カッコウがオオヨシキリやホオジロ、モズなどの巣に卵を托卵することは本能である。
私たちに何故、鳥や魚を食うのかと聞かれても明確に返答出来ないでしょう。私達が夫婦仲が良いと思っているオシドリが、一夫多妻であったり、ツバメのペアーが毎年同じでは無く、その60%が前年と違うペアーであったり、何故鳥は渡りをするのか、また間違いなく同じところに帰ってくるのかなど、鳥の世界の不思議は沢山あるんです。カッコウの托卵もその一つです。本能を人間の常識で律することは出来ないんです。』と返答した。
 
また、
1.多くの市民、世界中の人が知っている。
2.希望に輝く、新緑を連想させる。
3.郡山市に多く生息する。
4.サクラケムシ、マツケムシを食する。
 
ことと合わせて、市の鳥と決定しました。

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