脱原発福島ネットワークより市民のみなさんへ

定期検査判定基準問題と「維持基準」凍結、
公開討論会開催を求める申し入れ

経済産業省と原子力安全・保安院は、
原発の「維持基準」10月施行を強行しようとしています。
しかし、安全上重要な原子炉冷却材圧力バウンダリーである
再循環系配管のひび割れ問題は依然解明されておりません。

これまで再循環系配管の点検では、
東京電力の自主検査でひび割れが発見されているにもかかわらず、
同じ配管の継手でありながら、
国の定期検査の検査結果はいつも『異常なし=良』でした。
このため、私たちは、東京電力と保安院に対し再三、
検査記録の公開や定期検査の疑惑解明を求めてきました。

ところが、福島県の「良とは配管のひび割れ等の欠陥が全くないということか、
検査結果の判定基準は」の質問に、
「超音波探傷試験の指示が一定の長さ以下の場合は、異常なしと判定」と回答し、
「指示が一定の長さ以下」とは「DAC100%超の長さが板厚の1/3の場合である」
としました。これは、再循環系配管の母管部材厚40mmからすると、1
3mmまでのキズ=ひび割れは許容するという基準です。

福島県民は、キズを認めるこのような判定基準の存在を知りませんでした。
それどころか、不正発覚以降、東京電力社長は『どんな小さなひびもあってはならな
い』
とされてきたことが不正を生んだと説明してきたのです。
東電社長は、明らかに嘘をいい、経済産業省と保安院は、これを隠し、
不正の公表に乗じて、維持基準の法制化を図ったということに他なりません。
これは、維持基準を一部先取りしていたという、
福島県と福島県民をないがしろにした、許されざる行為です。
このような維持基準導入―ひび割れ運転は容認できません。

以下、県知事宛と原子力安全・保安院長宛の要請書提出を行いますので、
お知らせいたします。

●日 時:9月30日(火)
 午前11時30分 福島県に要望書提出(福島市) 
          対応:県庁県民安全領域 原子力安全グループ参事
 午後12時30分  記者会見 県庁記者クラブ
 午後4時    原子力安全・保安院に要請書提出(大熊町)
          対応:原子力安全・保安院福島第一検査官所長
  

                             以上
連絡先:脱原発福島ネットワーク
     いわき市鹿島町久保於振1-2
     TEL・FAX:0246-58-5570
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