★原発のない社会を目指すネットワーキングニュース★

アサツユ

☆1999/12/13 第101号☆

 知事は東電に来年2月の実施延期を申し入れよ!

 いのちが大事

プルサーマルをとめよう!

1月の燃料装荷反対の現地行動に参加しよう!

 英国核燃料会社のMOX燃料検査データねつ造事件で、ペレット直径の大小により燃料棒に
思わぬ傷を与え、放射能漏れ等の事故をひき起こす危険性が指摘されました。
 高浜原発でのプルサーマル実施が危うい中、東京電力は柏崎でのプルサーマル実施の延期
に踏み切りましたが、来年2月の福島第1原発3号機でのプルサーマル実施は予定通りとして
います。12月中に通産省による燃料の外観検査などを終了し、1月中旬には福島第1原発3号
桟にMOX燃料を装荷し、2月に発電開始を強行しようとしています。これに対し、県知事は
「延期は国と事業者の判断」として、市民や議会での「東電に延期申入れすぺき」との要求
に答えていません。このままでは福島第1が最初のプルサーマル実施になってしまいます。
 プルサーマル原子炉での事故は、ウラン燃料に比べ被害面積は4倍、被曝量は2.3倍、避難
を必要とする人は5倍に跳ね上がるという国際MOX燃料評価があり、現在の防災計画はMOX燃料用に策定されておりません。プルトニウム防災対策を前提にした県の防災計画見直
しと改訂がぜひとも必要で、県民の安全を最優先させるなら見切り発車は許されません。
事故が起きてからでは遅い。東海臨界事故をくり返すな!県知事は、福島第1原発3号機で
の2000年2月プルサーマル実施の延期を、東京電力に対して申し入れるべきです。     
 皆さん!1月中旬の福島第1原発3号機へのMOX燃料装荷と2月発電強行をやめさせるため、
緊急署名に御協力ください。まわりの方に拡げてください。今すぐ東京電力と福島県知'に
抗議の声を電話・ファクスで送ろう!〈東電福島第1原発:TEL0240-32-0122.
FAX0240-32-0210. 福島県知事-TEL024-521-7000.FAX024-521-7900)
いのちが大事、プルサーマル止めよう!1月中旬、燃料装荷反対の現地行動に参加してく
たさい!今こそ、正念場です。できることをみんなでやり抜きましょう!

                                           脱原発福島ネットワーク2000年新年交流合宿のあ知らせ
21世紀は新エネルギー革命の時代。風力や太陽光などの自然エネルギー、そして燃料電池
などの新エネルギーの出番です。脱原発の流れは、おしとどめようのない大きな流れですが、
いま日本の原子力産業と行政は、危険水域に入り放射能災害の危機が迫っています。21世紀
に向かって、ネットワークを広げましょう。皆様の御参加をお持ちしております。
●日時:1999年1月8日(土)午後6時30分-9日(日)正午、
●4所:双葉郡楢集町、楢集町サイクリングターミナル
●内容:8日-体ぼくし、懇親会、9日-ブレーンストーミング、ブルとめ行動。
●参加費:8000円(一泊2食付き)●申込締切:12月26日。


11.28プルサーマル中止緊急集会・12.7県陳情行動    ●MOX燃料検査データ不正問題、東海村臨界事故と続く中、柏崎のプルサーマルを延期し
ながら福島実施は計画通りという東電に対して、知事は「国と事業者が決めること」と無責
任発言。こうした中、ストップ!プルトニウム・キャンペーンの呼びかけで「プルサーマル
実施の中止を求める緊急集会」が去る11月28日、郡山で開かれました。
●はじめに代表の林さんが、福島原発で溶接の仕事をしていた47才の男性が急性白血病で先
月亡くなったことを報告。そして「プルサーマルはより危険な放射性廃棄物が出て永久に置
かれることになるのではないか。止めるのは今しかない」と訴えました。
●次に事務局から、@東海村臨界事故の教訓A世論は脱原子力Bプルトニウム防災計画の必
要性CMOX燃料製造データの公開Dプルサーマル2月実施中止要求一の5点について報告
と提起がありました。「中性子を止めに入ったのは住友でなく下請け。百ミリシーベルトを
超える、必ず障害の出る被曝をした」「最初に対策本部を置いたのは県警でさらに首長の要
請でなく防衛庁長官が自衛隊を出す、ということが行われた」「事故後、国民の大半が不安
を抱いている。いわきでの街頭投票でも、原発増設に関して推進は7%、反対が93%」と
報告。「燃料電池で原発や百万V送電線がなくてもいい時代が21世紀」「30キロ圏内ま
で原子力防災の対象にすべき」と、原子力政策の転換を訴えました。
県内各地から様々な意見や報告
(富岡)「民意が大きく変わったと思う。いろんな情報が入ってくるようになった」。(福島)
「原発に不安を持つ人でも『原発なかったら電気なくなる』と思っている。少資源国という
のは嘘」。(須賀川)「必要性、安全性ばかり聞かされてきたが、学ぶことでそれが全く違う
ことがわかる。声をあげることも重要。『県民の一人として知事とお話ししたい』と電話を
かけた」。(船引)「小・中学校と幼稚園にはヨウ素剤を置くよう町に要請した。犠牲者が出
ないと変わらない国」。(会津)「県に対しては広報課や県民生活課にみんなで電話をかけて
みては」と番号案内してくれました。(いわき)海上輸送開始後の8月9月の集会や!0月
の搬入抗議行動を取り組んできたことを報告。「何かがあってからでは遅い」と訴えました。
(石川)「これからの運動として強い意思表示が何かできないか。ハンストや、延期を求め
る県民投票はどうか」
県民の声に耳を貸そうとしない行政
緊急集会で採択された知事への陳情書をもって、8名が12月7日に県庁を訪れ要望を伝えま
した。陳情時の担当の原子力対策課の対応はひどいものでした。
以下紹介すると一「柏崎は延期ではない。マスコミが悪い」「東海の時だって24時間寝
ずにモニター管理した」「年間風向きの3分の2は北西の風だから海へ行っちゃう」「東海
は臨界事故だけど原発は初めから臨界」「チェルノブイリは型が違う」「事故が起きてもス
リーマイル程度ですぐには広がらない」とあ然としてしまう内容。プルトニウム燃料を前提
に防災の見直しをと要請しても「被害面積4倍とか何を根拠にしているのか」と、国際MO
X燃料評価プロジェクトが行った報告を無視。東海の事故は国の安全審査に問題があったの
に「東海のは科技庁だから。原発は通産省だから大丈夫」と信じられない答え。
「これでは子供たちやお年寄や障がいのある方の命を守ることができません。延期してく
ださい!」との訴えにも少しも耳を貸そうとはしません。私たちはこんな行政に自分たちの 身の安全を委ねなけれぱならないのでしょうか。あとどれくらい犠牲者が出たら対策を講じ るのでしょうか。(面川)


安全協定の締結と防災計画の策定に関する請願」を提出、継続審議に  〜いわき市議会〜                   12月6日、福島原発の隣接市として原発30キロ圏内にあるいわき市の12月議会に、「市は
東京電力株式会社との間で、東京電力福島第1原子力発電所及び第2原子力発電所の安全協定
を締結すること」「市は、核燃料物質等輸送中の災害対策、広域的放射性物質災害対策に関
し、市地域防災計画原子力編を策定すること」の2点についての請願が出されました。
 市内を通過する核燃料輸送の連絡通報も含めて、運転状況のいわき市へのオンライン伝送・
異常時の迅速な連絡・立入調査・損害補償等を盛り込んだ東京電力との安全協定の締結と、
市民への放射線防護知識の普及・職員教育と訓練・緊急時広報・市民参加の防災訓練の実施
等、実際の事故を想定した具体的な緊急時計画を作ることです。
 隣接・隣々接自治体として事業者と安全協定を結んでいる福井県内・新潟県内・京都府や
防災計画のかなりの部分を原子力災害に当てている横浜市などの先例もあり、市民の安全と
安心を守ることを第一義とし、災害対策基本法、地方自治法の見地から、安全協定及び原子
力防災対策の十分かつ必要な措置を講ずべきとしましたが、市当局は、現在見直されている
国の防災計画の結果が出る来年2月以降に対応したいようで、継続審議となりました。

「県は福島第一原発3号機でのプルサーマル実   施の延期申し入れを」〜12月県議会に請願〜

1999年12月7日、県議会に対し東電が2000年2月運転を開始しようとしているプルサーマル計画について実施延期を求める請願を行いました。こちらをお読みください。


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