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★原発のない社会を目指すネットワーキングニュース★ アサツユ ☆2000.4.14 第105号☆
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疑惑のMOX燃料は使うな! 公開討論に応じよ!
MOX燃料製造・検査データの公開と
プルサーマル計画の中止を求める!
ストップ!プルトニウム・キャンペーンは、4月2日、前日からの全国交流集会に参加した
市民グループと共に、東京電力福島第一原発を訪れ、東京電力株式会社に対して、あらため
て「MOX燃料の製造・検査に係る全データ等の公開とプルサーマル計画の中止を求める申し
入れ書」を提出しました。
東電は、福島第一原発3号機で使用するMOX燃料について、「問題なし」と国等に報告書
を提出しましたが、品質保証の前提となる燃料ペレット計測データや品質管理手順書等は公
表しておりません。
9月以来、ペレット全数のレーザー計測について、通産省資源エネルギー庁と話が食い違って
いたり、一定していなければならない抜き取り率が福島と柏崎で違っていたりとおかしなこと
ぱかりです。
福島県はプルサーマル計画に同意した際「ウラン燃料と同等の品質保証」を国と電力に求
めており、ベルギー・ベルゴニュークリア社(BN社)製造ペレットが製造工程管理と検査の両
面で、品質と安全性に問題がないことの検証が求められています。通産省も「計測データの
公開をしないと国民の理解は得られない」と認めています。
いま、欧州の原子力産業がMOX燃料をめぐって揺れています。イギリス・BNFL社のMOX
燃料データねつ造から始まり、BN社を巻き込み、ドイツ・シー
メンス社へ供給したフランス・コジェマ社MOX燃料のにも飛び火しました。果たして欧州の
MOX燃料品質管理は、安全性を保証できるのでしょうか。
アイリッシュ海の放射能汚染に業を煮やしたノルウェーやデンマークの政府は、イギリスの再
処理工場の操業そのものの停止を求める構えさえ見せています。
MOX燃料と再処理そのものが問われているいるにもかかわらず、日本政府と事業者からはこ
との本質を隠ぺいすることに奔走している姿だけが目立ちます。事業者には、徹底した情報
の公開と開かれた論議をつくりだすことが求められています。国民に信頼されるには、全て
の情報を公開し、何ら不正がないことを証明すべきです。
1. 福島第一3号炉用のBN社製造MOX燃料データの製造・検査に係る全データ及び品質管
理手順書の全面公開を行い、第三者による再調査と検証措置を講ずること。
2. 県民の信頼回復をめざして、市民とのプルサーマル公開討論会の開催に応ずること。
3. 安全管理・品質保証上信頼性に欠けるベルゴニュークリア社製造MOX燃料の使用は中止
し、福島第一原発3号機でのプルサーマル計画は中止すること。
●去る4月1日・2日、グリーンピース・ジャパンの協力と、原子力資料情報室、ノー
ニュークス・アジアフォーラム、プルサーマルの公開討論会を実現する会、品川の女た
ちの会、マクロビアン、脱原発ネットワーク会津が賛同団体となって、約70人の参加
で有意義な集会とすることができました。
●この集会には、はるばる六ヶ所村から駆けつけて下さった菊川さんから「ゴミは必ず
残ってしまうこと、これをどうするかを考える必要がある」とゴミを持ち込まれる側と
しての悩みが訴えられました。
●首都圏からは、バスを貸し切っての参加。ミュージカル「汚れたプルトニウム・ビジ
ネス」の上演があり、この間の国と電力の対応や、MOX燃料工場の笑えない実態を知
らせてくれました。
●講演では、グリーンピース・ジャパンの協力を得て、「MOXプルトニウム燃料の問
題点」と題して、フランク・バーナビー博士(核物理学者、国際MOX燃料評価共同参
加者)から「MOXは原子炉で安全に使えるようになっていない。結局安全な世界を実
現するには、MOX燃料をやめることしか道はない」とのお話を聞くことができました。
●2日には、ショーン・バー二一さん(グリーンピース・インターナショナル)から、
MOX燃料のねつ造に関わることが詳しく説明され、「ベルギーの政治情勢から、政治
的にいい機会が生まれている。MOXをやめさせるいいチャンスに恵まれた。日本の働
きかけが大事である。ヨーロッパ全体に大きな影響を及ぼすだろう」との特別報告があ
りました。
●原子力資料情報室の澤井さんからは、高レベル放射性廃棄物について最終処分の法律
が上程されたこと。これでは地下300m以下に、地元の同意だけで、地上に1ミリ以
下ならいいとしているが、安定した地層が探せるか、入れ物は1000年しかもたな
し、管理が行き届かない時代になることも考えられるのに、.通産大臣:がデータを永久に
保存できるのか等々問題点を指摘し、ゴミを出さないようにすることこそ必要との報告
がありました。このほか、まだまだたくさんの報告や意見が出されたのですが、書き尽
くせないことをお詫びしなければなりません。
●それにしても、原発地元の参加の少ないのが残念でした。先の東海村の臨界事故以後、
原発について不安や反対を□にする人々は増えているようなのに、大きな動きになり得
ないのは何が原因なのかと考えさせられました。今後は、私たちがめざしている「スト
ップ!プルトニウム」をますます強力なものにしていかねばならないと痛感させられた
集会でした。 (林加奈子)
2000年の4月2日、まだ桜にはちょっと早いですが、うららかな春の午後でした。常
磐線の大野駅にはちょっと変わった一行が集まり出しました。
ここは東電の福島第一原発へのもよりの駅なのでちょくちょくデモパレートが行なわ
れるのですが、今回はまた、人数の割にはずいぶんとハデですね。色とりどりの横断
幕やプラカード、仮装した人、そして大小の太鼓(シャンベ)を首から下げて叩きな
がらの出発です。
昨日4月1日から今朝(4月2日)11時までいわき市で行なわれた「プルサーマルを
止める!第2回全国交流集会jを終えて私たちはここ大野駅に合流したのです。
町は静かで子どもの声も聞こえず、日曜日とはこんなものかと思える様子です。まば
らに出会う人達もちょっと横目で見て通りすぎるくらいです。
パレード隊は代わる代わるにハンドマイクを持ち替えてそれぞれがアピールや歌をう
たったりしながらなんだか遠足のような気分で進んでいきました。道行く中には車の
スピードを落としてアピールに耳を傾け、うなづいてゆく人もいたりして励まされる
事もありました。
6号国道からは車で第一原発まで行き、代表6人-8人がお留守番の東電職員に「MO
X燃料の製造・検査に係る全データ等の公開とプルサーマル計画の中止を求める申し
入れ書」を手渡しました。その間、首都圏から始めて来た人もいるのでサービス・ホ
ールを東井さんの解説付きで見て回りました。ジャンペの普及も計れて有意義な?パレ
ードだったと思います。(O)
●からからに乾いていた山々に雨が降った。 |
くりの花を見に出かけた。まだちょっと早い のか、沢添いのまだまだ冬模様の山肌にへば りっくかのようにひっそりと咲いていた。目 を凝らすと、ゆりわさぴや、はなねこのめの 小さな白い花も見つかった。こんなに寒いの に、沢の中では山椒魚も動き出していた。 ●と、子供の頃の私なら毎日でも山にこもっ ていただろうが、労働力「2」しかない我が 家では日の延びた春は労働の季節。花を愛で る時間を惜しんで、畑を耕し、木を切り、整 理しなければならない。役割分担が自然にで きていて、夫は大きい木の伐採。私は枝葉を 払ってまるく役目。 ●何年か前、仲間で炭を焼いたことがあって その時、柴をまるくのに藤の蔓を裂いて上手 に縛っていた仲間がいた。それがきゅっと締 まって縄などで縛るよりすごくうまく縛れる のだ。うちの山には太い藤蔓がないので楮の 皮を剥いで縛ってみるとこれがなかなかいけ る。なんかプロになったみたいで自然に笑み が浮かんでくる。 ●ところが、やはり、プロの目はなかなか厳 しい。と言うのは、先日椚平の隣組の飲み会 の時、「日曜日に木切ってなかったかい?」と 声を掛けられた。その家から我が家までは8 00mぐらい離れているのだが、夫の使うチ ェーンソーの音が聞こえてたらしい。「うん、 けっこう大変だったんだ。」と言う言葉を待つ までもなく、「あの音じゃねえ。切れねえ音だ もの。煙ふかしてやってたんだっべ」と、見 ていたようなことを言う。プロは音1つで仕 事がわかるらしい。 ●彼は夫より1つ年下なのだが、やる仕事が すごい。畑で大きな石が出てきて動かせなか った時も、松の大木を倒すときも、それは手 際良くとっとと片付けてくれた。松の木を切 る時などカップ酒をきゅっとあおりて、する すると木に上りロープを掛けてから、チュゥ ーン、チュゥーンといとも簡単に、しかも、 思い通りの方向に倒してくれた。茄子やトマ トの苗なども分けてもらいながら、出仕事、 畑仕事も教えてもらっている。「何事も、先達 はあらまほしき事なり」なのだ。農業は1年 が1勝負、あと何勝負できるかわからないけ れど、目指せ!プロ。頑張らなくっちゃ! |