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★原発のない社会を目指すネットワーキングニュース★ アサツユ ☆2000.11.14 第112号☆
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止めよう!プルトニウム利用
東電の来年2月燃料装荷を許すな!
東京電力の南社長は、日本初のプルサーマル実施を福島第一原発3号機で行いたい、来春
の定期点検で装荷したい旨の発言を記者会見で行いました。また、12月1日には国と東京電
力によるMOX燃料の品質管理についての説明会が大熊町で開催されます。国と事業者による、
来春の燃料装荷をめざしての動きです。
ベルギーのベルゴニュークリア社(以下BN社)製造MOX燃料の品質疑惑は消えておらず、M
OX燃料装荷差し止め仮処分の審尋でも、東電の立証責任が鋭く問われています。11月8日の新
潟県柏崎市での国の説明会でも、安全は確認されず住民の不安解消には役立ちませんでした。
佐藤福島県知事は説明会だけで来春の装荷は早計との慎重な姿勢を崩していません。福島
県はBN社製造ペレットの品質と安全性に問題がないことを独自に検証すべきです。虚構の核
燃料サイクル政策にしがみつくのか、プルサーマルの開始を認めるのか否か、いま日本の原
子力政策を左右する重要な局面に入っています。12月議会に向けて署名の拡大を訴えると共
に、みなさまの11.25集会への参加を呼びかけます。
東電は実行ある被爆低減対策を示せ!
原発被曝死・富岡労基署で2人目の労災認定
●東京電力福島第一・第二の両原発で11年以上働き、昨年11月急性白血病で死亡した47歳
の下請け労働者の遺族が、昨年暮れに富岡労働基準監督署に申請していた”放射線による
被曝死の労災”申請が10月下旬認定された。富岡労働基準監督署は91年に日本で初めて
原発被曝労災を認定しており同署の被曝死による認定は2人目となった。
●この労働者は、溶接工として1989年には第二原発3号機の再循環ポンプ破損事故の修理で
炉心に入りその年だけで22.4ミリシーベルトもの被曝をうけた。11年間の集積線量は74.9ミ
リシーベルトとされ、労働省の基準値55ミリシーベルトをはるかに超えていた。原発は事故
以外の動いていない時こそ人の命を傷つけている。
●労働者の父親は原発で働く人たちを息子のようにしないでほしい」と訴えているが、住
民グループの要請に東電は「被曝量低減に努力したい」とだけこたえるのみ。相次ぐ原子炉
内のシュラウド交換や定期点検の短縮で、被曝線量が増えているにもかかわらず、依然、働
くものの人命を軽視した東電の体質が続いている。東電は企業の社会的責任、公益事業で
ある電気事業者としての自覚にかける。東電は実効ある被曝線量の低減対策を示す責任がある。
原発被爆死をなくせ!という30万人被曝労働者の声に謙虚に耳を傾ける時だ。早急にICPR
(国際放射線防護委員会)90年勧告の線量限度年平均20ミリシーベルトを実施して、線量限度
年間50ミリシーベルトを少なくとも10分の1以下に引き下げていくべきだ。
東電は、"BNFLの1/200の不良率"の根拠
を立証しなさい〜 MOX裁判第3回審尋
10月27日、福島地裁で「MOX燃料使用差し止め仮処分命令申立事件」の第3回審尋が
開かれた。今回は、1・東電が出した陳述書」に裁争所が質問、2・前回審尋で裁判官から出
た不良品出現率の根拠について原貨が説明、3・原告から証人尋問を請求する 内容だった。
東電はイギリス核燃料公社(以下BNFL)とベルゴニュークリア社(BN社)双方のペレッ
ト測定データの正規分布曲線とヒストグラムを出し、仮定としながらもBNFLの不良率は1.7%、
ベルゴの不良率は0.01%で200倍違う、と主張した(一部でデータ公開と報道されたが、データ
を全部足して作ったグラフが出ただけ。個別測定データは非公開のまま)。原告はその根拠を示
すよう主張し、裁判所はそれを認めた。東電は12月の審尋で不良率200分の1の根拠を示さなけ
ればならない。証人尋問については、裁判所は原告の要望を受け入れ、12月26日の審尋でショー
ン・バーニー、フランク・バーナビー両氏への尋問を行うことを決めた。
「MOX差し止め裁判ふくしまの会」打ち合わせ
10月28日、郡山市総合福祉センターで開催 鈴木かずえさんのベルギー調査報告、阪上さん
の裁判報告のあと、○審尋への参加を呼びかけること ○各地区ごとに世話人を置くこと ○
各市町村議会にデータ公開を求める請願を行うこと ○各地区で学習会を行うことを決めた。また、
立地町へのニュース折込みなどの提案もあった。
MOX差し止め裁判 第3次原告募集中
第1次原告862人(うち福島県民138人) 8月9日提訴
第2次原告241人(うち福島県民75人) 県民の原告数が高浜裁判を越える
第3次原告---現在募集中(12月15日まで)
関西電力高浜原発のプルサーマルが止まったのは、福井県民たちが裁判闘争した成果です。
福島の裁判で東電は旗色が悪く、国と結託し既成事実を重ね 県・司法を屈服させようとして
います。それを跳ね返すためにも、さらに多くの県民の声を司法の場に届けましょう。
今度の提訴の趣旨・理由は前2回のときと同じです。、原告募集の締切は12月15日です。
原告になるために必要な「委任状」の入手、送り先その他お問い合わせは、下記まで
| 〒979-1531 福島県双葉郡浪江町川添字蔵前7-4 「東電MOX差し止め裁判の会」原告代表 林加奈子さん あて (電話0240-34-6366) |
インフォメーション(福島県内)
11月
19日 ○ 原発増設イエス?ノー?県民の会いわき 街頭宣伝(正午 いわき駅前)
(日)○ 「輸入MOX燃料の品質保証に関する説明会」に対する相談会
(問:林さん 電話0240-34-6366)
25日 ○「本当に大丈夫か!プルトニウム利用と防災」 (18時 いわき市文科センター)
(土) 講師:河合弘之弁護士 報告:鈴木かずえさん(グリーンピース・ジャパン)
主催:ストップ!プルトニウム・キャンペーン (Tel 0246-58-5570)
26日 ○ MOX裁判原告増やそう勧誘活動 (問:林さん Tel240-34-6366)
28日 ○ MOX燃料装荷差し止め仮処分裁判 第4回審尋(10時福島地裁)
(火) ○ 裁判報告集会 (18時30分 郡山市総合福祉センター) ※裁判は原告のみ
※集会は参加自由参加 (問:中路さん Tel 024-932-2144)
12月
3日 ○「プルサーマルに未来はあるか」(13時30分1福島県青少年会館)
(日) 講師: アイリーン美緒子スミスさん〈グリーン・アクション) 主催:原発増
設イエス?ノー?県民投票の会県北(問:佐々木さん Tel 024-535-0909)
●NTTドコモ東北(本社仙台)が、福島県いわき市鹿島町下蔵持の住宅密集地に建設した携
帯電話用「いわき船戸無線基地局」に、東北で初めての基地局撤去の住民運動が起きている。
基地局は高さ40。の鉄塔で「福祉の町づくり」を進めてきた町の中心部につくられ、近くに
保育所が二つ、総合病院、老人福祉施設等が集中し、450。先の小学校の道学路沿いだ。
●NTTドコモ東北は1昨年10月鉄塔直下の住民へあいさつまわりを行い、今年6月当該の下
蔵持区住民への説明会も区長の同意もないまま、鉄塔周辺の住民には「電波は出さない」と
言って工事に着工していた。市立保育所のある隣接の久保1区には何の説明もなかった。
●9月下旬、突然姿を表わした鉄塔に住民が驚き、下蔵持と久保1区の両区主催で携帯鉄塔と
電磁波の学習会が急きょ開催された。鉄塔の倒壊や落雷・住環境への悪影響・不動産価値の
下落、電磁波の人体への影響等、鉄塔設置によるデメリット知った住民は、両区で鉄塔撤去
を求めるとして、10月下旬いわき市長、いわき市議会、NTTドコモ東北本社、東北電気通信
監理局などを相次いで訪れ、住民無視・住民合意のない基地局の撤去を求めた。NTTドコモ
東北は10月末ようやく説明会に訪れたが、集まった約150人の住民は「同意はしていない」
「何の説明もなかった」「白紙撤回を」と鉄塔の撤去を強く訴えた。11月に入り、両区は臨
時総会を開き署名運動などの活動方針を決め、11日には京都大学の荻野晃也氏の学習会も開
催された。
●鉄塔は携帯電話のマイクロ波を送受信するもの。いま、電磁波の人体への悪影響が社会問
題になっている。特に子供たちの小児白血病や成人の白血病や脳腫瘍等の因果関係が指摘さ
れている。携帯電話鉄塔からの電波は、周辺を一様に照射するものですが'弱いものを長期
にわたって浴びた場合どうなるのかが心配だ。
●欧米諸国では、子どもの脳への影響を危倶する研究報告や子どもの小児ガンの発生率の増
加を示す疫学調査をうけて、電磁波の基準値自体をより厳しく見直す動きだ。英国政府は16
歳以下の生徒が携帯電話を使用しないよう指導する通達を出した。また電磁波が絶対安全と
は言い切れず、安全性が立証されていない現時点では、学校や住居に近い携帯電話の基地局
について、.親や住民の合意と放射方向を建物などにかからないようにするなどの予防的措置
をとることをすすめている。
●いま電話会社は、電磁波の弊害について慎重に検証せず、住民を無視して住宅地域に無秩
序に基地局鉄塔を作っている。マイクロ波の長期的で継続的な被曝にさらされ、その影響が
でるのは先のこと。細胞分裂が盛ん
な成長期にある子供たちほど影響
を受けやすいことを考えると、2つ
の保育所まで150メートルという
現在の場所に基地局鉄塔を設置する
のは問題
電磁波の安全性が立証されていない
以上、子供たちの未来のために、住
民合意のない無秩序な基地局建設に
泣き寝入りはイヤと、住民は現在地
からの撤去を求めている。
2000年10月8日、一つの星が消えた。 私はその星を普段ほとんど意識してい 私はまず、その“生き方”に借しみな |
である。 代表を務められていた「原子力資料情 この運動はもはや誰もが疎外すること 私は福島市の中学校の一教師である。 ※15回にわたった古川眞智子さんの『椚 平たより』は前回で終了致しました。古 川さんの豊かな感受性と鋭い社会性が多 くの読者を釘付けにしました。お疲れさ ま、そしてありがとう。〈か) |