★原発のない社会を目指すネットワーキングニュース★

アサツユ ☆2003.04.10 第141号☆


●脱原発福島ネットワーク.アサツユ編集委員会● 
いわき市鹿島町久保於振1-2、TEL.FAX0246-58-5570 
カンパ150円  /郵便振替. 02190-1-11731 佐藤和良 

応力腐食割れの究明と対策の確立なくして再開なし!
保安院は疑問にこたえず、安全も立証できず

●経済産業省原子力安全・保安院主催による東電不正事件に係る原子力発電所の点検
と国による評価についての住民説明会が、3月26日、27日の両日富岡町と大熊町で開
催されました。脱原発福島ネットワークは会場で保安院長宛の「不正原子炉は安全だ
と立証されたのですか?」と7項目の質問書を配布し、質問しましたが、保安院の説明
は、住民やネットの質問に直接答えないものもあり、疑問に応えたとはとても言いが
たいものでした。現状で不正炉の安全性は全く立証されておらず、予想通り、夏場の
運転再開に向けて、とにかく「説明会をやった」という国の実績作りのための開催で
した。安全の確保も住民の信頼回復も先のことです。
●また、東京電力は地元4町で行政区ごとの住民説明会を行って来ましたが、こちら
も安全が確認され信頼が回復されるには程遠い現状です。ところが、立地4町は、早
くも区長会や町議会の意見をまとめ、4月18日に東電と国を招いて原発所在町協議
会を開く予定です。「仕事がないから早期運転再開」という煽動で「安全で安心できる
施設に」という願いを押し切ろうとするかのごとく、18日にも地元の受け止め方を
とりまとめ、福島県と国に提出するといいます。これが果たして、地元住民の民意の
集約にふさわしい方法なのか、当然疑問が残ります。
●一方、東京電力は、夏場の運転再開にむけて、福島第一・3号機と第二・1号機が
最短としていましたが、3月31日、福島第一・3号機の制御棒駆動機構で異物も発
見を公表しました。これは、ひび割れが見つかり取替え工事を行った制御棒駆動水圧
系配管の検査を行っていたところ、1本の制御棒が引き抜けなくなったため、駆動機
構を分解点検して見つかったものです。東電によれば、針金は15本で長さは最大5セ
ンチ。掃除用の金属ブラシと見られ、水圧系配管の4ヶ所で発見されました。このま
までは制御棒の駆動に重大な影響も考えられるため、燃料を取り出しての機器点検な
ど、対策に1ヶ月以上かかるとの見方です。
●福島県民の不信感は依然解消されていません。運転再開の大前提となる安全確認の
信頼性が崩れているにもかかわらず、闇雲に「安全宣言」する国の姿勢に、これまでの
原子力行政に対する反省はひとかけらも見えません。全機の再循環系配管接合部の1
00%総点検や応力腐食割れの究明と対策確立こそ緊急の課題ですp。ひび割れを放
置して原発の再稼動はありえません。安全と安心の軽視は、福島県民に対する更なる
裏切りです。


インフォメーション                             
                  
「平和の祈り」ピースライブ&ウォーク 4月13日(日)午後1時30分〜

    いわき市平 新川東緑地公園 
「チェルノブイリの祈り」上演実行委員会 4月17日(木)午後6時30分
   いわき市文化センター
「チェルノブイリの祈り」神田香織独演会 4月24日(木)午後7時開演
   いわき市文化センター


 保安院主催―原発の点検と国による評価の住民説明会(富岡・大熊)

「事故が起きたらどうなる、国の責任は」疑問応えぬ国

経済産業省原子力安全・保安院主催による原子力発電所の点検と国による評価につい
ての説明会が平成15年3月26日、27日の両日18:00から富岡町と大熊町で開催され
た。
■コーディネーター/小沢遼子(社会評論家)
■説明者/経済産業省原子力安全・保安院…佐々木宜彦(原子力安全・保安院長)ほか
     特別参加…佐藤一雄(健全性評価小委員長)
■内容/第1部 説明  第2部 質疑応答

【26日富岡会場】 入場者318名(報道15社39名)
質議応答
Q.責任法の問題…地元に対して軽視しているのか、事業者の不正を見逃してきた監督
責任を取るべきではないか。
A.保安院としては、国の行政の説明責任を果たすことで、地元等に対する責任をはたし
ていきたい。保安院の中間とりまとめは、検査の信頼性をあげること、安全・安心と基
本においた方向性を示すことができた重要な節目で、東電から自主点検のまとめが出
来上がりその評価もできた。全部できてからではなく、中間の時点でも報告はすべき
である。
Q.これだけ騒がれている中で、事故が起きたらどうなるのか、それをふまえて具体的に
今後どうするのか。事業者だけでなく、国の責任としてどうなのか。
A.保安院の事務所を置き常に事業者の監視をしている。規制制度の再構築のために日
夜行っている。
Q.原子力とは一番厳しい批判にさらされてきたのに、どうしてこのような事故がおき
たのか。
A.原子力にたずさわる人間のプロ意識がなくなっている。ひとり一人がプロ意識や誇
りを持つ。又、それを支える組織的なバックアップが必要である。国の決めた規則等
は一度決めるとなかなか直したり、変えることができない。規則や基準はたえず見直
していくことが必要だ。
Q.近隣地区での説明会はないのですか。
A.どうしても夜になってしまうので、忙しい方々に足を運んでもらうようになります
ので、もっとよりよい形で、HPや資料等の配布など、現在さまざまな手段を考えていま
す。
Q.規制について、経済産業省の中に原子力保安院があるのはおかしくないか。
A.保安院は、原子力安全委員会とのダブルチェックをしている。規制とは安全がきち
んと確保できることを行うこと。誰に責任があるのかを明確にし、今後の規制の進む
道を考えていかなくてはならない。
Q.原子力は国が直接行ったらどうか。利権のない人や外部の有識者等はどうなのか。
A.人材の確保は大きな問題、長期間にわたって専門家をそのポストについていく、専
門集団を新たに増やしていく、中途採用という形で保安院(公務員)として行っていく
ようにしたい。
Q.自分達の孫の時代には廃炉になっているのではないですか。
A.原子炉の炉に応じて廃炉になるが、そのことは保安院が決まるべきではなく、事業者
が決めることである。原子力産業は、今後、日本のエネルギーの一角になっていくと思
う。
Q.保安院長はGEの告発を知りながら、不正の発覚までプルサーマルは安全だと語ってい
ました。なぜですか。
A.告発の2件と今回の件ではタイム差がある。プルサーマルの安全の責任は保安院を
はじめ、保安院長に責任はある。
Q.保安院長をはじめ国は東電不正事件の責任をどうとったのですか。東電の経営者は
やめましたが、国は減給や注意で済ませ、監督責任もあいまいなままです。
A.公務員としての懲戒処分、国会でも保安院長の責任論はあったが、責任を認識し、規
制再考等これを全うすることが保安院長としての責任のとり方であると思っている。
 (戸田記)


「いい加減にしろ、保安院」といいたい気分-参加者から

■3月27日の大熊での説明会に参加しました。保安院は、原子力発電設備の運転再開
の障害になっている様々な要件を取り除く事を目指したのだと思いますが、まずその
前提として、東北電力による再循環系配管継ぎ手の、ヒビ割れデータ隠しを知りなが
ら公表しなかったことの露見等、保安院それ自体がマタマタ疑惑に包まれた為に、始
めから無かった「中立性」を装い又この説明会が一方的ではなかったかのように演出
する為に、この説明会のコーディネータに明らかに原子力発電推進派と評価される恐
れの有る人物を避け、社会評論家の小沢遼子氏を起用してきました。
■しかし保安院の長々とした一方的な説明が行われた後に、説明会参加者との質疑応
答に入る前段に私達が会場前で配布したチラシ(「不正原子炉は安全だ」と立証され
たのですか?質問に答えてください。)の各質問に対して当日保安院が用意した説明
者、各氏に回答を要求する事によって、当日保安院が一方的に用意した「説明会メ
ニュー」に少々胡椒を利かす事にはなったが、私達、浜通り住民と大熊町住民にとっ
て、このメニューがとても食えたものではない、ひどくまずい物だった事に変わりは
ない。
■原子力安全、保安院の原発フリーパス体質に変化はあったのだろうか?それは残念
ながら旧態依然なのだ、と言う事を私は幾度もこの日思い知らされる事になった。
以下、私の感想を述べたい。
■まず、国の対応についてだが、これが最初からひどい内容になっている。一応一連
の不正問題の概要と背景についてまとめてはいるが、対策と称して「維持基準」導入
にすり替え、独立行政法人「原子力安全基盤機構」について保安院を専門に支援する
組織との位置付けのもとに設置し、「原子力発電設備の健全性評価等に関する小委員
会」(元原子力安全委員長の佐藤一男氏が委員長)を設置した。これでは、チェック
機関の独立性など確保されないし、原子力発電のあり方に対するチェック機能も果た
せるはずも無いと思います。又国と原子力産業の説明責任について、「地域情報会
議」等地元住民への情報の開示としているが、私達住民運動団体に対してはどうなっ
ているのだろうか。第1原子力発電所との交渉に行く度に、電力が文章回答をしない
ので長い文章を口述筆記する事になる。もういい加減にしろ、といいたい所だ。最後
にシュラウドについてだが、保安院は、当日配布した資料中でもそれの役割は水の流
れを分離する物で放射能を閉じ込める物ではない、と盛んに懇切丁寧にこれ勤めてい
たが、実はシュラウドは核燃料を支える、構造物でも有る。やはり健全性評価はいい
加減で有ってはならないのだ。「いい加減にしろ、保安院」と言いたい気分だ。最後
の締め括りに会場からの文章での意見の中に、地元では運転再開に同意している。国
も運転再開したいと言っている、何故中間の県がストップしているのか、国はもっと
県を強力に指導しろと言う意見がある一方、電力と保安院は運転再開について安全と
言っているが保障出来るのか念書を入れろ、と言う意見も有った。最初の意見は当世
テレビ局流行の,ヤラセだったとしても両極端の意見があった事を記憶に留めて置く
必要はあるだろうと思った。(斉藤記)


佐々木宣彦 原子力安全・保安院院長 様
「不正原子炉は安全だ」と立証されたのですか?
質問に答えて、住民を安心させてください。

脱原発福島ネットワークの保安院長への質問書と説明会での回答は、以下の通りで
す。
1.院長はGEの告発を知りながら、不正の発覚までプルサーマルは安全だと語ってい
ました。なぜですか?
プルサーマルを実施しようとした第1原発3号機は、シュラウド、再循環系配管とも
ひび割れていました。
回答:告発は2000年7月に2件あった。私が(佐々木院長)引き継いだのは2001年1
月すでに取り替えが終わっており、安全上問題ないと処理した。昨年29日安全確認
後発表した。ここまでこの問題が発展するとは思わなかった。
2.院長はじめ国は東電不正事件の責任をどうとったのですか?
東電の経営者はやめましたが、国は減給や注意で済ませ、監督責任もあいまいなまま
です。
回答:GE告発後、時間がかかったことに対して信頼を再構築することが責任の取り
方だと思っている。
3.女川原発では測定誤差の事実を知りながら隠していました。なぜ保安院は見抜けな
かったのですか?
  再循環配管は冷却材喪失事故対象配管で、超音波探傷検査の方法が信頼できない
のは深刻です。
回答:12月以降、原因究明を徹底することを重点的に対応してきた。
4.いま必要なのは、超音波探傷試験(UT)による亀裂評価の信頼性や点検方法の信
頼性を厳正に見直し、改善することではありませんか?
保安院自身が「UTデータによる評価の不確実性、UT手法の改善」を認めていま
す。
回答:測り切れていない物に対しては割れが進行している、貫通していると仮定して
誤差も含めて評価していく。
5.低炭素鋼(SUS316L)の応力腐食割れ原因は解明されているのですか?
原因解明と対策確立に全力をあげず、運転再開を急ぐ国の姿勢が、原子力行政の最大
の問題です。
回答:3つの要素(材料・環境・応力)が重なって起こり、硬くなった所から始まっ
ている。学問的な観点で言えば分からないところもある。今後、工学的に考えてい
く。
6.国・東電は、日本の原子力は常に新品同様に整備してあるから安全、とこれまで説
明してきましたが、なぜひび割れ運転が安全で合法になったのですか?
福島県と県民世論が不信感を持っているのは、「ひび割れを隠したのは問題だが、ひ
び割れの有無は問題でない」と言う国の考え方です。安全と安心の軽視は、福島県民
に対する更なる裏切りです。
回答:回答なし
7.安全確立と県民の信頼回復なしに運転再開を認めないと約束できますか?
回答:規制当局としては、信頼回復に努力をするのが重要な課題。法令に規制をきち
んとしていく。                       (下山田記)


第8回エネルギー政策市民検討会報告
原発の安全性と健全性評価-原子炉内亀裂と健全性評価をめぐって
  

3月30日午後1時30分より、郡山市のホテルラフィーネ郡山で、第8回エネルギー
政策市民検討会が開催されました。テーマは「原発の安全性と健全性評価」で、講師は
物理学者の桜井淳さんでした。一部を紹介します。
桜井さんは、日本原子力研究所材料試験炉部の仕事から原子炉物理学の研究で理学博
士号をとり、科学技術庁管轄の日本原子力研究所で材料試験炉(JMTR)の炉心安
全解析に従事(1976〜84年)、通産省管轄の原子力発電技術機構・原子力安全解析所
で原子力発電所安全審査のためのクロスチェック安全解析(大飯3号機、大飯4号
機、浜岡4号機、女川2号機)に従事(1984〜88年)。現在は、システム安全論の研
究中です。

1.原発の安全性と維持基準の導入について
 ・設備利用率の向上-経済性を上げ、原子力の優位性を上げることが目的
 ・利用率は不正前が84%、不正後が64%。目標を95%に置いている。米・独は90%。
 ・日本の手本=米は、スリーマイル事故を経験し、80年代以降原発の新規発注はな

 い。90年代から新技術-状態監視技術。機器にセンサーを埋め込み回転機器の振動変
 化を捉える。
 ・米が損傷運転を認めている中で東電不正事件。日本は理想的なものの考え方。維
 持基準は、従来からすれば「改悪」「冒険主義的」。
2.東電不正原発
 ・東電シュラウド亀裂―福島第1、第2が世界初。1F-2で90年に発生し自分たちで判
 断できず4年隠した。2Fで改良材を使用して亀裂が発生。驚き全く判断できず公表も
 できなかった。
3.応力腐食割れ(SCC)の分析と対策
 ・最大の問題。70年代以来、ステンレスを水環境で使用する時の一般問題として研
 究。
 ・材料因子、残留応力、溶存酸素量の3要素。経年劣化、高温でも。圧力容器との溶
 接部に。
 ・国の高経年化レポートー1F-1.2以前の炉は海外に2例のみ。米を見て考えるとい
 うのが成立しなくなった。原子力界、徹底した情報隠し。自分たちの都合の悪いもの
 は出さない。
 ・SCC、本当のことはわからない。
4.安全確保と原子炉内配管の検査のあり方
 ・2F-3再循環配管、残留応力原因説も直接的原因でない。実際切り出して調査して
 いない。
 ・SCCは、経年化の現われでないという国の二枚舌。実際は、学術資料にも、SCCが
 高経年化研究の対象に出ている。
 ・SCCを根本的に解決しないと原子炉は動かない。設計寿命まっとうは難しい。寿命
 20年延長もおかしい。技術はセオリー半分、経験半分で寿命延長は先のことだ。
5.安全評価に関する提言
 ・維持基準は、プラスマイナス両面ある。私はシュラウドを取り替えよと、最初に
 いった。問題提起したかいはあった。拡大解釈は事故につながる。
 ・電力は、シュラウドや炉内構造物を新品と交換していくだろう。今後の取替え計
 画を示すこと。それが運転再開の条件となる。電力も亀裂入ったままは不安要因、そ
 のまま再開はしない。



く ぬ ぎ 平 た よ り
 第31回 卒業
           古川眞智子 

●昨年の山日記を開いてみると3月30日にアカヤシオ満開、4月の4日には家の前
の山桜が咲いている。そう去年は前倒し前倒しで季節が早送りだったのが、今年は8
日にいわきでの桜開花宣言が出され、季節もやっと平年並みに戻ったというところか
な?
●さて、3月4月は人生の変わり目。卒業や新たなる出発の時。きっと別れや新しい
出会いをしている人も多いのでは…。そういう私も、ご多分に漏れず大きな役目を3
つ卒業し、ちょっと戸惑いながらも新年度を迎えた。
●その中でも大きな卒業は、年間100日以上もやっていたアルバイトを辞めた事
だ。そもそもこのバイトは13年ほど前、市から在宅栄養士で月に何度かお手伝いの
出来る人、と言う話しが来たことから始まった。夫が開業する前、私は病院の給食課
に勤めており、主に特食(糖尿病や肝臓病などのように食事制限のある患者さんの食
事)の献立を作ったり、50人分ぐらいなら調理も担当していたので、そこを見込ま
れたらしい。とはいえ、現場を離れて10数年も経っていたので、引き受けた当初は
緊張のあまり体調を崩して中断したこともあった。その内段々慣れてきて、なかなか
遣り甲斐のある楽しい仕事だった。
●私が担当したのは主に乳幼児の検診や、市の集団検診の事後指導、それに料理教室
など。いわきは日本一大きな市だったので、現地に行くのに片道車で1時間という所
もあったが、公民館、集会所など、端から端まで、実に良く歩いた。おかげで市内は
すご〜く詳しくなりましたよ。
●またこの仕事は自分にとって、勉強する良い機会にもなった。なにしろ、直で人と
対応するから、話し方、接し方がとても大切。中身も赤ちゃんからお年寄りまでなの
で、広く浅くではないけれども、かなりの幅の勉強を余儀なくされ、自分の食生活を
見直す良い機会にもなった。特に中年太りを防ぐのには…(笑)。だってコロコロ太っ
た栄養士が肥満予防の話では、説得力が無くなりますからね。
●そんな訳で楽しくやっていた仕事だったが市の対応にはいつも頭を悩ませてい
た。…私がこの仕事の草分け的存在なのだが、全く何も無い状態からの出発だった。
一切の資料もマニュアルも無い。いきなり現場で、講義や指導をするのだ。「あなた
はプロなんだから当然出来るでしょ。」の一言で…。何年か悩んだ末、同じ立場の栄
養士同士で会を作り、勉強会を開き問題点を話し合う場を持った。
●さて、皆さんはご存知だろうか?今、市の乳幼児の4ヶ月、10ヶ月、1才6ヶ
月、3才の検診、大人の生活習慣病検診の事後指導、また市が開催している栄養教室
の99%は私のようなその日雇いの栄養士が請け負っているということを。全員の年
間の勤務回数を合わせると600件以上の仕事量になる。実際は俗に言う「まる投
げ」状態なのだ。
●しかも、国や県からの資料は私達には一切降りてこない。予算が無いからと勉強会
も開かない。その上驚いたことに最初の契約時には通勤の途中の事故の場合、職員と
同じ対応をするとあった項目が無くなり、契約書すら取り交わさない、というなんと
もひどい対応なのだ。
●ま、13年勤めてきて、少々疲れてしまい辞めることにしたのだが、黙って辞めて
はこれからに続く人達にも何の改善も見られないので、今勤めている5人の仲間と一
緒に要望書を提出した。どうせ出すなら1番の責任者にと、市の保健所所長宛に返答
を求める要望書を…。
●噂によると保健所の中は大騒ぎになったそうな。何しろ、個々別々の雇い方なの
で、まさかこんな苦情が、しかも所長に集団で直訴するなんて夢にも思ってなかった
みたいだから。
●はっきり言って市は数さえ揃えばどんな人が指導してもかまわないと思っている
し、雇った人に対しても高度なものを求めてないのか現状なのだろう。しかしこれは
指導を受ける市民に、とても失礼なことだ。
●…この4月にオープンした保健センターが笑われないよう、市の前向きな解答を待
ち焦がれているのだが…?



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