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★原発のない社会を目指すネットワーキングニュース★ アサツユ ☆2004.01.10 第150号☆
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バックエンド費用19兆円の国民負担は許されない
国は、核燃料サイクル再検討の場を作れ!
●昨年10月、総合資源エネルギー調査会のコスト等検討小委員会で電気事業連合金のバ
ックエンド費用試算が公表されました。2019年までに発電する原発のごみの後処理に約17
兆円、中間貯蔵施設の費用1兆100億円と中間貯蔵の輸送費用4100億円、ウラン濃縮バ
ックエンド費用2400億円を除いた約17兆円は、2019年までの原発の発電から出てきた使
用済み核燃料3.2万tに関する費用だといいます。これは、再処理しないで、ワンススルーで
使用済み核燃料を最終処分すれば、11兆円安くなるということです。いまこそ、ウラン試験を
始める前に再処理計画をどうするのか、議論が必要なのです。国の2003年度一般会計は約82
兆円。税収納42兆円で、約36兆円は公債発行による借金です。年金も危ないというのに、
国民に負担を求め、原発のバックエンドにこれ以上税金を出す余裕はあるのでしょうか。多くの
疑問に応え、情報を積極的に公開して国民的議論を巻き起こすことが必要です。負担ばかり
押し付ける国に対し、国民は納得できません。国は、核燃料サイクル政策そのものを検討する
場を、今すぐ作るべきです。
●1月9日、東京電力の勝俣社長は、年頭の福島県訪問を行い、福島第1・第2原発の再稼
働問題で「今年は安全確保や品質の維持向上などの改善策を一つずつ着実に実施して実績
を積み上げたい」などと佐藤知事に伝えました。知事は、再稼働問題には触れなかったものの、
県議会側は、10基のうち7基が原子炉停止という現状で、「地元の判断を待って、県民の理
解を得られれば努力に報いていきたい」(議長)としました。東京電力は、13日に富岡町で予
定されている双葉地方電源地域政策協議会で「点検修理の状況の説明をする。」としており、
その後保安院の報告がすみ次第、福島第一2号機・4号機、福島第二・3号機などの稼働再
開を立地町に申し入れるものと見られます。しかし、現状で果たして安全確保が担保されるの
でしょうか。知事は「地方分権の時代は責任を持って自分の身は自分で守らなければならな
い」として、国に依存しない独自の県政を進める考えを示しましたが、その内容が問われます。
●福島第一原発1・2・4・6号機、福島第二原発2・3・4号機の圧力制御プールから、スパナや
電動研磨機・シートなど1000点もの異物を回収した問題では、そもそも圧力制御プールが事
故発生時の緊急炉心冷却システム(ECCS)用の水源であり、事故の際、破断した配管の保温
材等がプールに流入し、プールからECCSに水を取り込むストレーナーが目詰まりを起こし、
ECCSの機能が喪失してしまうおそれが指摘されています。炉心の空焚きが、最悪の炉心溶
融を引き起こすことから、米国NRCは警告を発しています。しかも東電は、異物問題の安全評
価において、プール内で発見された大物の異物だけ問題にして、流入する保温材やその袋の
影響を加味していないのです。依然、東京電力が損傷隠しの対策としてかかげた品質管理体
制は改善されておらず、安全管理の根本的改善が求められているのです。
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一一東 電 交 渉 報 告一一
lO月公開質問書・11月中し入れ書に対する回答
12月18日(木)午前10時より福島第一原発サービスボールにて、10月30日提出
の再循環系配管の損傷の公開質問書の未回答部分と11月20日提出のへ燃料集合体の
金具片混入に伴う申し入れ書の回答と説明を受けた。あいかわらず、.文書による回答は
なく、口頭による回答だった。
●10月30日提出−再循環系配管の損傷の公開質問書の未回答部分
3.福島第一・第二原発再循環系配管の損傷について
@再循環系配管の追加点検と損傷確認状況の一覧を示されたい。
1F-4:セーフエンド点検ひびなし。2F-1:次回定検時に点検。
2F-2,3:点検箇所同じ、異常なし。2F-4:継手1個所に12箇所のひび。
A福島原発で「指示が一定の長さ以下」で「良」とした定期検査の一覧を示されたい。
要記録レベルの指示エコーが出た場合記録している。要評価レベルを超えた場合、
指示エコーの評価を行い、良否判定を行う。判定結果記録は、知的財産権により
公表できない。
B「自主点検」でひび割れを確認し「定期検査」で「異常なし」とした部位の一覧を示された
い。
1F-1:F-W」021F-3:FWRS-A-2,FWRS-B-21F-4:1-FW-13 1F-5:W-RS-B3-1 2F無し
セーフエンド点検ひびなし。2F-1:次回定検時に点検。
C定期検査の手順を自主検査とどこがどう違うのか、実際を示されたい。
○供用期間中検査(ISI)。JAC検査-斜角法による基本探傷を行う。DAC20%以上を
記録し、DAC100%以上を評価している。DAC%の大きい場合には供用前検査と比較
して、形状エコーか欠陥エコーか判断する。
○自主検査。斜角法により基本探傷を行う。DAC20%の有意なエコーを検出した場
合に二次クリーピング波法、端部エコー法により形状エコーか欠陥エコーかの違
いを判断する。
D南前社長は溶接省令判定基準を知りつつ「どんな小さなキズもあってはならない」とした
のか。
認識については何とも言えない。趣旨は新品と供用中の基準がじということ。
この話は、これ以上する必要はない。
判定基準の運用を次回報告する。
E部分取替時の応力緩和施工の実際について、溶接作業等の作業環境、施工実態、作
業中の監督、立会いなど状況を説明されたい。
応力緩和施工
○作業環境一作業エリアの確保。高線量場所一化学除染・遮蔽板・線量計。
立会い項目一作業要録書に基づき実施されているか、現場確認
社員は常時立ち合わない。
●第二原発2号機、12月4日、再循環系配管の配管切り出し被曝事故は、予定外
の作業で発生した。労働者3人が0.04msvの被曝。
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●11月20日提出一福島第一1号機燃料集合体への
金属片混入に伴う申し入れへの回答
1、福島第一原発1号機燃料集合体金属片混入の原因を究明し他号機への水平展開を
行うこと。全号機でのサンプル調査を実施し、異物混入の有無を確認すること。
○異物一前回のシュラウド定検工事の切削粉。冷却水流で集合体に混入し、
見逃した。
○不具合、安全上問題ない。水平展開はしない。
2、福島第一・第二原発圧力抑制プールの異物問題について、元請企業や下請企業の
隅々まで品質保証体制を構築すること。
○プレス資料の配布一再発防止対策。下請けと一体で取り組みたい。
落とさない工夫、持ち込まない体制をつくりたい。
01-6、1-4で異物を再発見した。
○圧力抑制プールの安全上の認識が甘かった。
○組織の体制がえを来年度行う。保修部分の増員を行う。
○福島第一・第二原発圧力抑制室内の10年間の塗装履歴
※東電は、塗装の際かねがね異物を発見していたが、問題視せず公開もしなかった。
<福島第一>
1号機第14回定検(平成元年)、第22回定検(平成12年)
2号機第8回定検(昭和60年)、第17回定検(平成11年)
3号機第9回定検(昭和62年)、第17回定検(平成11年)
4号機第7回定検(昭和61年)、第17回定検(平成12年)
5号機第8回定検(昭和62年)
6号機第8回定検(平成元年)、第17回定検(平成14年)
<福島第二>
1号機第11回定検(平成8年)、第13回定検(平成10年)一部補修
2号機第11回定検(平成10年)
3号機第11回定検(平成13年)
4号機第10回定検(平成12年)
●ストレーナー閉塞についてのレポートは、次回報告する。
■ストレーナー閉塞問題
BWR原発において冷却水喪失事故が発生すると、破断箇所の近傍において、配管の保
温材が破壊され、多くの破片が発生します。この破片は、主蒸気管破断事故の場合に
は高速の蒸気流に乗って運ばれ、再循環系配管破断事故の場合には蒸気と水の混合物
によって運ぱれます。破片の一部は、圧力容器下に張られた床から、ベント管を通っ
て、サブレッションプールに至ります。これが、ECCSのストレーナーに吸い込まれ
たときに、ECCSの水の流れを塞いでしまうおそれがあります。最終的にポンプが止
まってしまうと、その系統のECCSの機能が失われてしまいます。冷却水喪失事故の
際に、ECCSの機能が失われるというのは、大変深刻な事態で、炉心が空焚きとなり、
「炉心溶融」となる可能性が高まります。この問題は、米国原子力規制委員会(@)
によって以前から問題にされ、警告が発せられていました。これが「ストレーナー閉
塞問題」です。
(福島老朽原発を考える会「サプレッションプールの異物とECCSの機能喪失」)
3、ひび割れ検査について、再循環系配管は全数、シュラウドは溶接線以外も検査を実施
すること。
○再循環系配管は、点検計画に沿って実施する。
○シュラウド、2F-2は、製造時の研磨工法による引張残留応力でひびが発生
する。他に使っていないので、2F-2特有なので点検必要ないが、念のため
に今後検討したい。
・4、福島二3号・B661-101-F08は、第5同定期検査で52mmという数値で定期検査判定基準を越え『異常なし=良』であったこと、福島二3号・B661-101-F081よ第11
画自主点検でキズが299mmまで進展、深さもUT40mmに対し実測値は7.5mmであ
ったこと、これらの解明を行うこと。
02F-3は、各事業者の新UT方法検査の結果を保安院に出しまとめる。それを
待って欲しい。現時点では不明である。
●東電次回交渉:1月19日の週、午前10時大熊町第一原発サービスホール
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2004年1月10-11日、楢葉町にて12名参加。今年の事業計画を次の通り決めた。
1.東電交渉…月例化を図る。内容、模様をネットで公開する。
2.市民検討会…再開するよう世話人会に提案する。テーマは@バッ
クエンド費用の検討A廃炉に至るまでのアセスメント。
3.各種の取り組み…○廃炉解体廃棄物のスソ切り問題の広報(脚本→
上演)○各種媒体への投稿(特に原子力PR媒体)○満月祭で
脱原発ワークショップ(体験等)○原発寿命延長の審査(製造時から
のシュラウドひび履歴)○フリースペース検討○国際平和巡礼
への対応
4.今年の体制…個人のネットワークという性格を堅持。マスコミ取材、
アサツユ編集、東電交渉など例年通り。ただし、世話人の社会活動に
合わせ、負担軽減の必要あり。(文責:寝不〉
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<予告>「国際平和巡礼」が浜通りを歩きます
未来に生命あふれる地球を残そう!ウラニウムに始まる原子力産業から離れ、核も
戦争も暴力もない、明るく平和な未来へ!
そんな願いを持ち世界中から集まった仲間が、約9ヶ月かけてウランを掘っている
オーストラリアから、それを燃料として使う日本へ向け、およそ5∞0Hを拳く国際
平和巡礼。その一行が、5月17-20日頃、福島県浜通りを歩きます。
どなたでも参加していただけます。半日でも、一時間でも一緒に歩いてくださる方
をお待ちしています。参加費はありませんが、往復の旅費や保険、食事などは各自負
担となります。
詳しくは、http://raihbow.or.tv/waIk/kokusaiheiwajyunrei/にて。
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●明けましておめでとうございます。今年のお 正月もまた晴天に恵まれ、穏やかな年明けとな った。そして今年の野菜の初収穫も芹とワサビ。 しかもワサビは水がかれなかったせいか、昨年 から比べると雲泥の差で、面に繁茂している。 ここに越して来た時植えたのは、日陰の沢沿い だったので未だに分蘗もせずにいるのをみると 日当たりが大きく影響しているのかもしれない。 おかげでお正月から本ワサビをすっての刺身に 舌鼓を打つ事が出来た。 ●今年の正月休みは27日(土)から4日(日)ま でなんと9日間の大型連休、こんなに休んじゃ っていいのかしら、と、にんまりの年の暮れ、 新聞を取ろうと手を伸ばしたら腰の辺りが変に 伸びたような感じがした。と思ったらこれが俗 に言うギックリ腰?おいおい、これから楽しい お休みが始まるというのに…。夕方まで仕事を してお友達の鍼灸師さんに駆け込んだ。「針は絶 対、いや」という我が侭な患者に、お灸を据え てもらって(笑)どうやら立ち座りは支障がなく なった。 ●その上、「良くなったからっていって無理は しないほうがいいよ。」とのアドバイスを受けな がらも翌々日には''金成"の山を、7〜8キロメートル も行軍してしまった。植生調査に行ったのだが、 「私、ギックリ腰なの」の言葉に4人の相棒は なんのリアクションもなく植生調査プラス、笹を 刈ったばかりの、足元の悪い尾根筋を縦走とい うハードな治療?をしたのだ。 ●そして年が明けた3日、娘と息子と行って来 ました、"氣志團"のライブ。場所は武道館、9 000人。席は1階(とはいえ、アリーナ席が地 下なので普通でいう2階)、前に乗り出したら落 ちてしまいそうな1番前の席。6時〜9時まで たっぷりとスタンディンクしてきました。 ●ところで''氣志團"ってご存知ですか?長ラ ン(詰襟の制服の長いの)を着たヤンキーなお兄 さん6人のバンド。通称ヤングロック!私が知 |
ったきっかけはA新聞の芸能欄に「気志團のラ ●ところで、武道館、初めて行ったのだが、あ |
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第3回平和を考える市民講座一イラク調査報告会
アメリカはイラクで何をしたか?
一劣化ウラン弾被害の実態と自衛隊派兵一
●日時:2004年1月24日(土)午後6時30分
●場所:いわき市文化センター●資料代:500円
●講師:藤田祐幸(慶応義塾大字助教授)
「ボクは死ぬんだ。死んでしまうのだ。」
イラクの小児病棟では連日、血を吐きながら子どもたちが死んでゆく。
劣化ウランー史上最悪の大量殺りく兵器。被害の実態からイラク派兵を直視する。
■藤田祐幸さんからのメール(2003.06.17)
バクダッドとバスラにおいて、米英軍が劣化ウラン兵器を使用した現場を、
高性能放射線検知器で調査してきました。その結果、
●バクダッドおよびバスラで放射能に汚染された戦車を複数発見しました。
これは米軍のみならず英軍も劣化ウラン弾を使用したことを示しています。
バスラでは、戦車付近の住宅と路上に多量の劣化ウラン弾の痕跡を発見し、
周辺に汚染が広がっていることを確認しました。
●バグダッド市内の破壊された政府機関ビルの裏庭で、多数の劣化ウラン弾
本体と、ざやを発見しました。これは、戦車だけではなく建造物の攻撃にも
劣化ウラン兵器が使用されたことを示しています。
●バクダッド市内のバンカーバスターによると思われる巨大なクレーターの
底部で、放射線レベルに有意の差を見出しました。対戦車砲のみならず、
多様な兵器に劣化ウランが使用されている可能性があります。
●第一次イラク攻撃(湾岸戦争)後に、イラクの子供たちに重大な健康被害
が広がっています。私たちはバスラの病院で、10年前の劣化ウラン弾に
よると思われる子供たちの惨状を目にすることかできました。
■劣化ウラン(ウラン238)と白血病・先天性障害
核兵器や原子力発電用の濃縮ウラン製造過程で生まれる大量の劣化ウラン(ウラン238)は、
鉛より比重が重く、優れた貫通力は対戦重砲として絶大な威力を発揮する。摩擦熱による発火力
も高<、発火の際に放射能を含んだ微粒子が大気中に飛散。劣化ウランの持つ強い毒性と併せ、
人体や動物に悪影響を与え、環境汚染を引き起こしている。
湾岸戦争では、米・英両軍で約95万個(劣化ウラン約320トン分)の砲弾が使われた結果、
1999年7月までに、湾岸戦争に参加した退役米軍人57万9千人のうち、25万1千人(約43%)
が退役軍人省に治療を求め.12万2千人(約31%)が病気や傷害に伴う「疾病・障害」補償を請
求した。白血病、肺がん、腎臓や肝臓の慢性疾患、気管支障害などで、1万人以上が亡くなり、戦
争後に生まれた彼らの子どもたちの間には、先天性障害を抱えた子も多い。
イラクでは、兵士ばかりでなく市民、とりわけ子どもたちの間に白血病やリンパ性癌などさま
ざまな癌が増加。先天性異常を持つ新生児の誕生も目立つ。今回の攻撃でも大量に使用された。
主催:平和を考える市民講座実行委員会(連絡先:TEL・FAX0246-58-5570佐藤)