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★原発のない社会を目指すネットワーキングニュース★ アサツユ ☆2004.03.10 第152号☆
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東電は、ストレーナー閉塞問題の未公表情報を公表せよ
東電は、長尾労災を原子力損害と認め、国に通知すべきだ!
●東京電力は、ストレーナー閉塞間題及ぴ労働者被曝に関する、全ての情報を公開すべきです。
ストレーナー閉塞問題について、1996年のNRC勧告内容は、@ストレーナーの大型化A洗浄装
置の設置B逆流装置の設置、のいずれかをとるようにというものでした。また、東京電力は1996
年にケイ酸カルシウムを用いた保温材の影響を確認する実験を行ったといいます。では、実験はど
のような内容だったのか。これについて、圧力抑制室の異物問題が公表されて以降も、東京電力
の側から積極的に情報公開されないのはなぜでしょうか。損傷隠し不正事件の再発防止対策とし
て、福島県と県民に第一番目に約束したのは、情報の公開だったはずです。約束が守られていま
せん。東京電力は、保温材影響実験などストレーナー閉塞問題に関する未公表情報を全て公開す
るべきです。
●圧力抑制室ストレーナー閉塞問題は、冷却材喪失事故発生時の格納容器損傷を防ぎ、緊急炉
心冷却システム(ECCS)の水源機能を完全に果たすための重要問題です。2月、アメリカでこの間
題のワークショップが開催されたのも、問題が現在進行形で対策の必要があるからです。情報公開
も行わず、必要な対策と厳しい安全評価をしないままで、原子炉の運転再開を強行したことは、県
民・住民の安全と安心を軽視するもので容認できません。
●長尾光明さんの被曝労働災害は、普通の労働災害とは異なり、「原子力損害」に当たります。労
災保険の業務上疾病は、「原子力損害賠償に関する法律」(「原賠法」)の原子力損害です。正常
運転時の損害ですから、政府と事業者が締結している「補償契約法」に規定する「補償損失」です。
事業者である東京電力は、「原子力損害」が発生したら「直ちにその発生の日時、場所及び損害の
状況を文部科学大臣に通知する」義務があり、東京電力は、長尾さんの損害を政府に通知し、責
任ある対応をとる必要があります。今日、作業員の内部被曝が多発していますが、2月17日の事
案では原因不明の上、情報も不足しています。労働者被曝に関する情報は、いのちの問題であり、
ないがしろにできません。東京電力は、労働者被曝に関する全ての情報を公開すべきです。
●東京電力は、トラブル隠し不正事件で02年9月に停止して以来、1年半ぶりに福島第二原発3
号機の運転再開を強行しました。シュラウドのひぴを削り取って補修したため、福島県は、運転中
もシュラウドに異変がないかを調査し結果を公表するよう要請したものの、安全性確認の検証結果
が県民に説明されていないため、県民を安心させるには至っていません。福島県は東京電力の情報
公開に問題があるとして、東京電力が関連企業などから受け付けている「内部申告」も、内容を公
表するよう求めましたが当然のことです。わたしたちは、福島県の検証内容を、県民が確認し第三
者が検証できるよう検証内容をリアルタイムで公表し、県民に説明する機会を設けるよう求めます。
あらためて、県レベルでの「原子力情報会議」を設置し、県民に説明すべき時ではないかと考えま
す。福島県の賢明な対応を期待するものです。
東京電力交渉報告
ストレーナー閉塞、長尾労働災害、内部被曝について
3月4目(木)午前10時より福島第一原発サービスボールにて、1月29日提出のスト
レーナー閉塞問題、長尾労働災害についての申入書と2月27日提出のストレーナー閉塞
問題等の情報公開を求める公開質問書に対する回答と説明を受けた。文書による回答はな
く、.口答で答弁マニュアル通りによるものだった。体質改善を真撃に願う。(ST生)
【宿題の回答】
1. 再循環系配管の損傷問題。溶接省令判定基準の運用について、具体的に事例を示し、
具体的に適用配管を示して欲しい。
電気工作物の溶接に関する技術基準を定める省令の全部を改正する省令(平成12年
度改訂)第2条(溶接部は溶接による割れがなく、かつ、割れが生ずるおそれのない
ものでなければならない。)及び判定基準を運用している。具体的事例、適用配管は
ない。
2. ストレーナー閉塞問題
配管の保温材をアスベストからケイ酸カルシウムなどに95%変えたというが、残りの
5%はどの部分で、どれくらいの量か。
部分を特定できず数値で明確に示せない。現時点では不明である。(次回再回答となる)
3. 昨年12月4日発生の第2原発2号機での作業員の内部被爆問題の状況、及び原因に
ついて報告されたい。
ドレン配管の開先加工を行っていた際、配管内に入った研磨粉を除去する予定外作業
を行ったのが原因。予定外作業(エアブロー)の装備(防護マスク)でなかったため
内部取り込みしたものと推定。
【1月29日提出の申入書に対する回答】
1. 圧力抑制プール浄化装置やストレーナーの改良など必要な措置をとり、ストレーナー
閉塞について厳し<安全評価をやり直すこと。
すべて異物は取り除いた。現在停止中の原子炉は再開前に点検、異物回収を考えてい
る。ストレーナーの表面積と取り除いた異物の表面積からストレーナー表面積にゆと
りがあることから安全評価をする必要はない。
2. ストレーナー閉塞問題について県民・住民への説明会を行い、停止炉の運転再開にあ
たっては、必要な措置と安全評価をやり直した上で行うこと。
まったく考えていない。
理由、異物問題では保安院にも中間報告書をだし、福島県にも中間報告書に基づき説
明している。地元には昨年の11月から38区の内約半数の行政区において、異物に
関するチラシをもって説明している。1に対する回答のとおり安全評価をする必要は
ない。
(県に対する説明のやり取りに関しては次回説明を受けることとなった。)
3. 長尾労働災害について「原子力損害」として損害賠償の責任を承認し、文部科学大臣に
通知すること。
因果関係がはっきりしていないので断定できない。「原子力損害」とは言い切れない。
(あまりにも不誠実な対応に議論が集中し次回改めて考えを聞くこととなった。)
【2月27日提出の情報公開を求める公開質問書に対する回答】
1. 圧力抑制室ストレーナー問題について
@ 1996年のNRC勧告内容は、1ストレーナーの大型化 2洗浄装置の設置 3逆流装置の
設置、のいずれかをとるようにというものだが、福島原発の各号機の対応はどれか、示
されたい。
NRC勧告はバルゼベック原発に端を発していることから、ハード面での対応は不要
と考えた。その際、ストレーナーの小さい物には大型化を実施した。それは福島第一
原発2号機4号機である。その他は対応不要と考えた。
A 東電は1996年にケイ酸カルシウムを用いた保温材が影響ないとの確認実験を行った
とされているが、その報告書を公表されたい。
研究成果の一つであり、商業機密の観点から公表できない。
(次回分かり易く説明を受けることとなった)
B 再循環系配管等での破断による影響および配管部分に残っている石綿の流入のシミュ
レーシヨン、それによる閉塞による流量低下の評価値を示されたい。
繊維質の保温材は当時(1996年)の評価に含まれていない。また、繊維質の保温
材は少なくケイ酸カルシウムと金属主体の保温材なので問題にしていない。
C アメリカで開かれたストレーナー閉塞問題についてのワークショップWorkshop on
debris impact on ernergency coolant recirculation には誰が参加したか。ま
た会議内容を示されたい。
調査していないのでわからない。情報提供は有り難いが、そのことに関しこちらの対
応な知らせるつもりはない。
2. 1月、福島第一の1-2号機共用スタックからα核種がでた件について、1-2号機共用排気
筒での空気中濃度の測定データ、放出データを示されたい。また、内部汚染、労働者被曝の
有無も示されたい。
空気中濃度の測定データ 8.3×10-4 Bq/cm3
放出データ 6.9×10-9 Bq/cm3
防護マスクを着用のため内部被曝はない。期間中身体汚染をした記録はない。よっ
て内部汚染、労働者被曝はない。
3. 2月17日、第二原発・1号機原子炉建屋内収納棚整理中に内部被曝した原因を示されたい。
原因は現在調査中である。作業員6人の内1人は部屋の外にいた。室内にいた5人の
内1人に内部取り込みが確認された。当該作業員は収納棚においてあったゴミ袋を使
用しており、原因は回収したゴミ、または回収済みのゴミから内部被曝したものと推
定している。被曝線量はレントゲン撮影1回分(約0.05ミリシーベルト)より低
く、身体に影響を与える物ではない。
4. 外国人労働者の原発内作業における適用法規を示されたい。
特別な法規はない。日本人と同等である。労働基準法など詳しく調べていないので再
確認する。(後日再回答)
インフォメーション
放射能スソ切り反対!シンポジウム
http://www2.gol.com/users/amsmith/susokiri.html
日時:3月21日(日)13時半
場所:東京都文京区本郷こんぴら会館(JR水道橋駅下車徒歩1分)
●レベルの低い放射性同位元素(RI)を規制の体系に入れない免除レベル」を導入する放
射線障害防止法「改正」案が、今国会に提出される。また、レベルの低い放射性廃棄物を規制
の体系から外す「クリアランスレベル」を導入する法改悪も来年に予定されている。これらが
強行されると身近なところに放射能が拡散し、知らない間に被曝する危険性も考えられる。
●普通2月と言えば1番寒い季節だと言うのに 今年は暖かい穏やかな日が続き、一足先に春が やって来たみたいだ。春の草花は温度に敏感で 沢のワサビも白い花をつけ始めた。と、喜んで いたら3月に入ってから寒さが戻り、椚平の朝 は白いものに被われる日が続いて、暖冬とはい え、う-ん、春は足踏みしてるのかな? ●2月に入ってから、珍しく会津に2度も出か けてしまった。一度目は9、10日。これは県 の商工課が開いた「ツーリズムガイド」の研修 会。この頃はなんでも横文字を使うので、よく 意味は解からないが、後ろにガイドが付いてる から、まあ案内人かなんかの研修会だろうと見 当はついた。受けようと思ったのは「一流の講 師陣の講義・実習を通じて、さらに深みのある ガイドが可能になります。」の文字が目に入っ たから。とはいえ、場所は会津でも結構雪の多 そうな翁島、どうしてこの時期に翁島なの?し かも月、火って平日に…。 ●1人では行けそうにもないので、勉強家の知 人に声を掛けると参加すると言うので、車に便 乗させてもらった。行く道は途中から圧雪で本 当に一人だったら来れなかったな。でも中身は、 さすがなかなかの講師陣。それに2日で90分 授業8コマとハードなスケジュール。月、火と いうのもプロの方は土、日が仕事、と考えると うなずける設定で、プロのガイド向けの中身の 濃い研修会だった。 ●特に「ガイドの基本技術」は90分2コマで も学び切れない奥の深さ。○サービスとは…○ 接客マナーの理解と実践…など、アマチュアだ からボランティアだからと甘えていた安易な気 持ちをガーンと一発殴られたような、気持ちの 引き締まる講義だった。そして最後に彼は“N ATO廃絶”と書いた。はあ?ナトーって何や? "No Action Talk Only"「言 うだけで行動しない」のはやめよう、だって。 うん、正にその通り。1月に聞いた「鎮守の森 |
の再生」で宮脇先生も同じ事を言っておられた。 ●帰りは冬の会津には珍しい晴天で猪苗代湖が 光り輝いていた。講義の興奮の余韻も残ってい て天鏡湖の由来がわかるすぱらしい眺めだった。 ●そして翌週の日曜日、今度は裏磐梯の自然観 察会に誘われ、またまた会津行きとなった。誘 われると即決してしまうこのフットワークの良 さ。我ながら感心、感心。 ●今度は裏磐梯ビジターセンターに集合。そこ から中瀬湖に移動してスノーシューを履いての 出発だ。スノーシュー、初めて履いたのだが、 昔で言うカンジキである。2メートル以上積も っている雪の上を縦横無尽に歩き回る。木の芽 を観察したり、動物の足跡を見つけたり子供の 目になって遊ぶ。湖だってへっちゃらさ。桧原 湖に下りると、遠くの方でワカサギ釣りをして いる人達が豆粒みたいに見える。 ●この日もピーカンの良いお天気で上着が要ら ないくらい。帰りに毘沙門沼のほとりも歩いて 来たが、目線が2メートル高いと電線にも手が 届きそうで、普段は高くて見えない栃の木の芽 にも触れる事ができた。おもしろい感覚だ。 ●…結局2月の土日も見事に遊び切った。冬は 気分が落ち込み、ともすれば自分をもてあまし 気味なのだが“鬱”になる隙を与えないという のも一考らしい。 ●…暇がないと言えばこの2月、今度はいわき 林業振興協議会の委員も引き受けてしまった。 この頃は審議会にしろ協議会にしろ、男女比率 がうるさくなって、女性を2〜4割入れなくて はならないらしい。そのおかげで声が掛かった のが3件。すべて引き受けた。.審議会なんてど うぜ何の役にも立たない、市民だの女性だの入 れて「はい、みんなの声は聞きました」っても んだろうとの厳しい意見はあるだろうが、それ はこれから変えていけばいい。向こうは数合わ せで入れるのだろうが、ふふん、入ったもん勝 ちよ。私が黙っていられるはずが無い(笑)。発 言は、公文書に残るのだ。今回も松食い虫薬剤 散布について、しっかと質問させてもらった。 相変わらず役所は勉強不足だ。そこで、私「い わきから薪しい方法を発信せよ」と。なんと前 向きな発言であろうか! この会は任期が4年。 楽しませていただきます。 |