・原発のない社会を目指すネットワーキングニュース・ アサツユ1997/ 10/10第75号 |
●もんじゅ事故以来、動燃東海再処理工場の爆発、さらに東海廃棄物貯蔵庫のずさん管理事件、9億円の予算流用問題と、動燃と科学技術庁の腐敗はとどまる所を知りません。これが原子力を扱う集団なのか。多くの国民が不振と不安を募らせているにもかかわらず、トカゲのしっぽ切りで動燃はあらたな組織に改組される雲行きです。通産省も、プルトニウム利用政策の転換をも止める国民各層の声を押し止めようと、影に陽に画策しています。
●「うちと動燃は違う」。東電など電力各社の強調も空しいものに終わりました。原子炉冷却系の溶接工事データの改ざんが内部告発によって発覚したのです。福島第一原発の1・4・6号機、第二原発の2・4号機も含まれ、ずさんな施工と管理が行われていたのです。これは、原発の安全管理体制の根幹を揺するものです。許されるものではありません。
●こうした中で、「ストップ!プルトニウム・キャンペーン」は、六ヶ所村への使用済み燃料搬出や第一原発使用済み燃料共用プールの供用開始、たまり続ける放射性廃棄物の現状をうけ、11月21日から23日、県内3ヶ所でミヒャエル・ザイラーさんを招いた講演会を開催します。ザイラーさんは、ドイツのエコロジー研究所で原子炉安全部門を担当する専門家です。特に、プルトニウム利用・MOX計画の批判的検討から、バックエンド政策、脱原発のドイツの実例を報告していただき、日本の現状と今後の進むべき方向を考えます。キャンペーンの成功のために、皆さまの物心両面のご協力をお願いいたします。
・ストップ!プルトニウム」署名署名の第一次集約は、県内7694名、県外3636名、合わせて11330名でした。ありがとうございました。核燃料サイクルの行き詰まりの中で、まだまだたくさんの人が署名が必要です。12月県議会に向けて、輪を広げましょう。
●全国の沸騰水が多言し炉の3分の2にあたる18機の原発で、溶接工事データ改ざんが行われていました。内部告発によって発覚したのです。しかも福島第一原発の1・4・6号機、第二原発の2・4号機も含まれていました。第二原発4号機は疑わしい箇所が34に上がっています。
●改ざんされた箇所は、主蒸気系配管とその周辺といわれ、原子炉冷却系の中心配管でこうしたずさんな施工と管理が行われていたのです。原発の安全性についての信頼性は大きく損なわれました。検査協会もこれを見逃しており、チャック機能が完全に崩壊しています。まさしく業界と行政そのものの安全管理体制の根幹を揺るがすものです。
●東電は、これをどう説明するつもりか。またしても安全神話が崩れ、住民の不安は募るばかりだ。私たちは、福島第一原発の1・4・6号機、第二原発の2・4号機を直ちに停止し、総点検をすることをも止めます。同時に、他の改ざんはないのか、徹底調査し全ての情報の公開を求めます。さらに検査体制の改善が必要です。
■「福島2-3運転差し止め裁判、控訴審第四会口頭弁論
10月23日(木)午後1時30分 東京高等裁判所812号法廷 連絡先:044-811-5486(竹村)
■溶接データ改ざん問題、東電申し入れ行動
10月24日(金)午後2時 大熊町 福島第一原発サービスホール 連絡先:0246-58-5570
■「原発被曝労働ホットライン でんわ045-573-4289」
10月24日(金)午前10時〜午後7時 神奈川県労済職業病センター 連絡先:03-5531-5849
■とめよう!電磁波被曝・百万ボルト送電線、福島原発増設、プルトニウム使用講演集会
10月25日(土)午後1個30分〜4時30分 東京、千駄ヶ谷区民会館 連絡先:0425-65-7478
■プルトニウム利用の中止をもとめる全国集会 東京都港区芝公園23号地
10月28日(日)午前11時30分〜市民集会 午後1時30分〜全体集会 午後3時〜パレード