・原発のない社会を目指すネットワーキングニュース・ アサツユ1998/ 4/14 第81号 |
チェルノブイリ原発事故12周年
4.25プルサーマルいらない
双葉行動へ
■4月25日(土)10時30分〜14時
■大熊町文化センター(双葉郡大熊町熊新町)
■内容
1、集会 10時30分〜12時20分
「MOXを徹底評価する」 講師 高木仁三郎(原子力資料報室)
2、デモ行進・東電福島第一原発へ申し入れ 12時30分〜14時
デモ:大熊町文化センター〜JR大野駅前
●福島原発の増設とプルサーマル推進をめざす東京電力は、スケジュールの遅れに危機感を募らせ、さまざまな対策を打っています。地元推進派の「浜通りを発展させるエネルギー柏陽会」が関連業者を中心に結成され、知事と県会議長に陳情し、立地4町長が県の核燃料サイクル懇話会で推進発言を行いました。佐藤福島県知事は、懇話会の継続と懇話会継続中は申し入れを受けないとの従来の立場を繰り返しています。
●県議会の三分の二の議席を占める自民党県連は、増設とプルサーマル、地域振興を協議する「原子力発電対策本部」を新たに設置しました。東電は、4月23日郡山公会堂で説明会を開く予定で、国も賛成反対両者の討論会を4月28日福島市の県文化センターで開催します。
●いよいよ正念場です。4月25日には、「4.25プルサーマルいらない双葉行動」が地元大熊町で開催されます。チェルノブイリ12周年の前日25日、県民の「やめよう!プルサーマル」の声を大きく作り出し共同行動を実現しましょう。春風にのって、プルサーマルいらない行動を成功させたいと思います。一人でも多くの方に呼びかけてくださるようお願いします。4月25日は大熊で会いましょう!
東電主催説明会、国主催公開討論会・・参加して撤回せまろう!
推進論のウソ許さず、
『やめよう!プルサーマル』の声をぶつけよう!
■4/23東電説明会〜郡山市公会堂、午後6時。参加自由。
「プルサーマルの意義と安全性」の説明・意見・質問の3部
■4/28国の公開討論会〜県文化センター、午後6時。
専門家の公演・賛成反対のパネルディスカッション・意見交換。
〜事前意見募集「プルサーマルの必要性と安全性」400字以内。
締め切り4月17日。宛先東京都千代田区霞ヶ関1の3の1
資源エネルギー庁原子力産業課。FAX03-3580-8447
●99年福島第一原発3号機へのプルサーマル導入に焦る東電と国は、矢継ぎ早に県民への説明会や討論会を開き、プルサーマル導入の世論形成をはかろうと必死です。東電は、郡山市での説明会での県民の反応を見て、5月にも県にプルサーマル導入の事前了解願いを出すといっています。過去の例から、推進のために関連企業などの組織的動員が予想されます。
●私たちは「賛成反対両専門家によるシンポジウムを開け」と県に要請してきましたが、今回は国が公開討論会という形で開催してきました。県は今回も共催していません。国は、事前に意見募集をして発言者を決めるという管理された討論会です。
●東電は、1月の国主催フォーラムの時も、本社からの動員と地元関連企業社員の組織的動員体制で臨みました。今回もそれが予想されます。推進の世論作りに負けぬよう、みんなで事前の意見五週に反対意見をどんどん出しましょう。会場でも発言して推進論のウソを明らかにしましょ。<プルサーマルのウソ、詳しくは2月10日発行アサツユ79号参照>
●事前学習打ち合わせ〜4/18午後3時、郡山教組会館。
インフォメイション
■100万V送電線はいらない!電磁波問題を考える石川集会
4月16日(木)午後7時 石川町中央公民会 講師:懸樋哲夫さん 報告:棚倉地権者
連絡先:高圧線・電磁波問題福島県住民ネットワーク(連絡先TEL:0246-63-4005夜間)
■100万V送電線はいらない!電磁波問題を考える会津集会
4月17日(金)午後6時30分 会津若松中央公民館 講師:懸樋哲夫さん
■100万V送電線はいらない!電磁波問題を考える郡山集会
4月18日(土)午後6時30分 郡山市教組会館 講師:懸樋哲夫さん
■学習会「プルサーマルって何?どうして福島に?」講師:伴英幸さん
4月24日(金)午後6時30分〜 サンシャイン浪江 福島原発30キロ圏ひとの会
■公演会「プルサーマル計画を問う」講師:高木仁三郎さん
4月25日(土)午後6時30分 原町文化センター
■「玉野の森を守る現地集会&地権者学習交流会」
4月29日(祝)現地集会 午後1時30分〜3時。玉野トラスト地。
地権者交流会午後4時〜 塩の沢温泉(石川町)
■ストップ!プルトニウム・キャンペーン第13回運営委員会
5月10日(日)午後1時30分〜午後3時30分 郡山市 郡山市教組会館
プルサーマルで関電対市民公開討論会<福井>
プルトニウムと一緒に持ち込まれる
非自主、非民主、非公開をはねよけよう
東井 怜
●ついに関西電力は市民主催の公開討論会に応じました(東電に先んじて)。福井県の全県的な脱原発市民グループ「若狭連帯行動ネットワーク」対関西電力の公開討論集会が去る4月5日(日)、4時間に亘って福井県武生市でプルサーマルをテーマに開催された。
●100人強の参加者のうち半数は、関電、原電、動燃など原子力推進側らしかった。司会は双方から一人ずつ、市民側のパネリストと司会はすべて若狭ネットワークの県内メンバーで双方精力的。2月17日には関電が「プルサーマル計画に関する主な意見、疑問点に対する事業者の見解」という発行社名のない38ページにもおよぶQ&A。3月13日には41ページからなる上記冊子に対する「私たちの見解」を若狭ネットが発行した上で、この日に臨んだ。当日、この冊子にそったやりとりがいくつか見られたが、テーマが必要性、経済性から安全性までと幅広いため、1〜2往復で終わってしまうか、平行線のままという状況だった。どこか問題でそういう議論をしているのかが見えないため、不完全燃焼に終わったという聴衆の声もあり、会場から異議申し立てが飛び出したりもした。それでも説明会や再質問なしのQ&Aと違って、今後も止められるべき方向を示唆してくれた意味で有意義であった。
●もっとも、少なくともプルサーマルに関して、あるいは原子力関係の問題についていえば、専門家同士にこうした議論をさせたとしても、おそらく合意はあり得ないだろう。どちらが正しいか、結論はやってみなければわからないという性質のものだからだ。あくまでもそうした実験に踏み切るか否かの判断材料として提供し、失敗の許されない原子力では最終判断は聴衆が下す、というものでなければならない。ここでいう聴衆とは、立地県の県民・住民に限らない。それが民主的というものだ。
●市民側はこの日、ようやく関電から手に入れたというフランスの論文3本をもとに安全性を追求したのだった。が、関電側は「別のデータもたくさんあり、大金を出して手に入れたのだからそう右から左へと流すことはできない」という。情報公開とは口ばかり、公開の原則なんて棚上げだ。
●福島でもこの4月、相次いで県民参加の場が設定されている。子供と一緒で、おねだりするときは、なんでもかんでも応じてみせ良いこぶりっ子するけれど、いったん要求を通してしまえば、また元の木阿弥となってしまうのは確実。
●まして、プルトニウムは核物質、秘密義務は同じ核物質であっても濃縮しなければ使いものにならないウランとは比べようもなく、原子力発電の三原則「自主、民主、公開」なんて、いずれも守れる筋合いのものではない。
●プルトニウムと一緒に県内に持ち込まれる非自主、非民主、非公開をはねのけていこう。
●ここでは、プルサーマルの問題点を述べるゆとりはありませんでした。近々に、県・電力の説明回答に備えて問題点のポイントを作成するつもりです。必要な方はご連絡ください。また学習会にも気楽に声をかけてください。
●TEL・FAX:留守電 048-478-9068