★原発のない社会を目指すネットワーキングニュース★ アサツユ☆1998/9/10 第86号☆ |
●福島原発で原爆の材料のプルトニウムを使うプルサーマル計画は、9月24日からの9月県議会が大きな山場です。
●8月、東京電力は、県と立地町に第一原発3号機でプルトニウムを使い事前了解願いと提出しました。福島電力は、力づくで来年10月の燃料装荷を強行しようとしています。
●プルサーマル計画は安全性が未解決です。いまこを、安全性の徹底的な検証とプルトニウム利用の再検討が必要なときです。しかし、国・東京電力・県は、一向に説明責任を果たそうとしていません。東京電力は市民の公開質問への回答さえおこなおうとしません。
●まさに、県民の理解も同意も得ず、必要な情報公開さえなく、市民不在のゴリ押しがまかり通ろうとしています。これが許されていいものでしょうか。
●悪いことに国の安全審査は、「もんじゅ」「とうかい」事故で明らかなように欠陥だらけで、事故を防げませんでした。安全を確認する県の安全対策部会は、9月4日開かれた後1回で報告書をまとめるといいます。3人の専門委員のうち2人は、問題の国の原子力安全委員です。はなはだしく信頼性に欠けるといわなければなりません。
●福島1ー3は、シュラウド交換や中性子計測ハウジングの応力腐食割れ、スウェーデン製制御棒の不具合など老朽化が進行中です。納得のいく検証もないまま、福島県民がプルサーマルの実験台にのせられるのです。
●私たちは、県議会に2万人の署名と「同意するな」という請願を提出しています。県民多数の願いを込め、この請願の採択を求めて、県議にも積極的に働きかけましょう。
すべての県民と県内外の市民グループの皆さん。10月4日に県民集会とパレードをおこないます。一緒に声を上げてください。「やめよう!プルサーマル」が合い言葉です。今こそ市民の出番です。行動の時です。10月4日福島市で会いましょう。
「やめよう!プルサーマル10・4県民衆会&パレード」 10月4日(日)午後1時30分〜4時 福島市上浜町、県教育会館 ●特別報告〜「プルサーマルは安全か」 小林圭二さん(京都大学原子炉実験所) ●参加者 5分アピール ●集会アピール採択 ●パレード〜福島駅まで |
「プルサーマル計画の受け入れに関する公開質問状」
ネットは「プルサーマル計画の受け入れに関する公開質問状」を、7月29日県知事に提出して8月7日まで回答を求めましたが、回答がないため、8月19日あらためて回答の要請書を提出しました。
昨年の公開質問にはFAXで回答があり、その際県原子力対策課からは、1週間程度の延期との連絡もありましたが、今回はなんらの連絡もありません。課長がかわり、担当課の対応の違いが驚く程でてきました。
佐藤知事は県民に対し、プルサーマルを安全と判断した理由と根拠を説明する責任があります。このままでは責任の放棄となります。知事は早急に県民の疑問に応えるべきです。
9月2日、ネットは、東京電力福島原子力発電所の安全確保等の県の原子力行政をチェックし、県民の命と暮らしを守る立場にある8人の全県議会議員に対して「プルサーマルに関する御意見」を聞くため、公開質問を送りました。
この質問は、プルサーマル計画についての世論調査で、県民の半数近くが「プルサーマルは情報がなく判断できない」としていることから、県民の代表である県議の意見を伺い、県民に情報提供をおこない、また議会で各議員が県民の立場にたって慎重な審議をおこなうよう求めて送られたものです。系統は9月15日までで、9月8日現在、7名の回答が届きました。
プルサーマル計画に関する御意見 1)プルサーマル計画は、安全が確保されていると思いますか。(A思う B思わない) 2)知事は県民に対して、安全と判断した理由と根拠を説明する説明会を開いた方がよいと思いますか。 3)県の安全対策部会は、県の専門委員以外の学識経験者の意見も聞いた方がよいと思いますか。 4)県議会は、県民の理解と同意を得る期間が必要なので、9月議会の会期にとらわれず慎重に議論した方がよいと思いますか。 5)句にと東京電力は、必要な情報をもっと公開したり、説明会や討論会を開いたりした方がよいと思いますか。 6)国の安全審査は、「もんじゅ」「とうかい」事故を防げなかったので、改善してプルサーマルの審査をした方がよいと思いますか。 7)第一原発3号機の原子炉設置変更許可申請の事前了解願いは、了解したほうがよいと思いますか。 8)その他(御意見がございましたら御記入ください。) |
★県会は「不同意」請願の採択を!企画環境委員に手紙を送ろう!
委員長 川田昌成(自民)岩瀬郡岩瀬村今泉町内304
副委員長 坂本幹夫(自民)双葉郡富岡町本岡元町397
議長 山口 勇(自民)郡山市安積町2丁目6-5
管家一郎(自民)会津若松市東栄町5-19
箭内喜調(公明)郡山市福久山町久保田岡の城14-1
渡部譲(県民ク)会津若松市東町1-101
吉野正芳(自民)いわき市植田町南町2丁目11-2
望木昌彦(自民)福島市吉倉吉田65
大野雅人(自民)石川郡石川町古館340
事前了解しないで!大熊・双葉町長に要請
東電、第1原発3号機の炉変更許可申請の了解願い提出
8月18日、東京電力は、第1原発3号機の原子炉設置変更許可申請の事前了解願いを県と大熊・双葉の立地2町に提出しました。佐藤知事は、核燃料サイクル懇談会を開き国側を呼んでバックエンド対策の回答を聞きましたが、使用済み燃料や廃炉対策は「口約束」の段階と自ら認めています。
町長には、町民に対して、安全と判断する理由と根拠を説明する責任があり、周囲自治体はじめ県民全体の安全にかかわる問題であり、県民全体に配慮して進めねばなりません。こうしたことからストップ・プルトニウム!キャンペーンは、現状で計画に同意すべきではないことを要請しました。
1998年8月18日 大熊町長 志賀秀朗 様 双葉町長 岩本忠夫 様 プルサーマル計画に関する要請書 ストップ・プルトニウム!キャンペーン 下記のとおり要請いたしますので、9月154日までにご回答いただきたいと存じます。 記 1)町長が安全だとする理由と根拠を、町民と県民への説明会を開き、情報を公開して説明していただきたい。 2)県と町の安全対策部会で、推進派以外の専門家の意見を聞いていただきたい。また、国民的規模の公聴会を開催していただきたい。 3)県民の半数近くが「プルサーマルは情報がなく判断できない」とし、プルトニウム利用に不安をもっている現状では、東電の事前了解願いに同意しないでいただきたい。 以上 |
第2原発からの使用済み燃料搬出に対する要請
9月16日午前9時、第2原発で申し入れ行動へ!
東京電力は、第2原発4号機の使用済み核燃料のうち、試験用の燃料集合体44体を16日にも青森県六ヶ所村の日本原燃の貯蔵施設に向けて運び出す。
青森県などが安全協定を締結したのを受けての搬出となるが、青森県民は六カ所再処理工場の安全性に不安を抱いており、使用済み燃料の六カ所搬入の反対の声が根強く、抗議行動が取り組まれている。
原発は放射能のゴミを大量に作り出し、ゴミを集中される六ヶ所村。安全な処理方法もないまま破綻している核燃料サイクル計画を強行しようとする電力に対し再処理の断念とバックエンド対策の確立を求めます。
9・16申し入れに参加を!
インフォメーション
■100万V送電線 収用委員会3回審理
9月14日(水)午後1時〜午後4時30分
郡山虎丸、郡山市労働福祉会館
■やめよう!プルサーマル市民集会
〜講演「危険な話」広瀬隆〜
9月18日(金)午後6時30分 会津若松市 中央公民館
9月19日(土)午後1時 大熊町 大熊町商工会館
9月19日(土)午後6時30分 いわき市文化センター
9月20日(日)午後1時 郡山市 郡山教組会館
■「やめよう!プルサーマル10・4県民集会」実行委員会
9月25日(金)午後6時30分 いわき市、ギャラリーイーゼル