★原発のない社会を目指すネットワーキングニュース★
アサツユ
☆1999/8/3 第97号☆
プルトニウムが福島原発にやってくる
長崎1945年8月9日たった6Lのプルトニウムで7万人が瞬時に死んだ・・・史上初のプルトニウム爆弾が長崎原爆でした。核兵器の原料プルトニウム。9月、プルトニウムが福島に運ばれてきます。
東京電力は、大熊町の福島第一原発3号機(ウラン燃料用に設計された原子炉)で9月中旬にも燃料を運び込み、来年2月から運転を始めようとしています。
これに対して、南太平洋諸国やカリブ諸国が輸送の安全性に強い懸念を表明し、米会員外交委員長が2隻の輸送船の相互護衛に対して「核ジャック対策が不十分」と重大な懸念を表明。勧告も輸送ルート公開を求めています。
私たちが、世界に例のないプルトニウム燃料の大量使用の実験台となり、福島が行き場のない使用済プルトニウム燃料・核廃棄物のゴミ捨て場になるのです。
かけがえのない地球。空気、水、大地。核拡散と核の汚染から子どもたちを守るために、いっしょに考えてみませんか。
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日時/8月9日(月)午後6時30分〜8時30分 場所/いわき市民文化センター大講義室 ビデオ/「にんげんをかえせ」広島長崎原爆被爆記録 報告/「武装海上輸送のプルトニウム」 原子力資料情報室 澤井正子さん 資料代500円 主催/ストップ!プルトニウムキャンペーン |
99ストップ!プルトニウムキャンペーン
8月8日、9月行動相談会に集まろう!
7月21日プルトニウム燃料の海上輸送が始まりました。フランスを出た輸送船はアフリカ喜望峰を回り南太平洋経由で、9月29日頃大熊町の第一原発に到着予定です。輸送船の到着と前後して、プルトニウムの脅威をキャンペーンします。9月以降の行動を成功させ、子供たちと福島の未来のために知恵を出し合いたいと思います。ぜひご出席ください。
●8月8日(日)午後1時30分 いわき市平・いわき市民文化センター
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「原発増設イエス?ノー?県民投票の会」結成総会の報告 原発に対してもっと正面から向き合えるように |
●「原発増設に関する県民投票条例」を設定し、県民投票を実現するための、「原発増設イエス?ノー?県民投票の会」結成総会が7月18日、郡山市民文化センターで約100人が集まり開催されました。
●総会は、開会挨拶の後、議事に移り、会則は、「この会は、原発そのものの賛否ではなく、福島第一原発7・8号機増設の賛否を問う県民投票条例を、直接請求運動によって求めることを目標とする」等。活動方針では、県知事・県議会議長・各会派への陳情。各種団体への要請、呼びかけ人の募集、講演会やシンポジウムの企画、そしてカラーチラシやポスター・県民投票の歌の公募などのPR活動をおこなっていく等。
●予算の後、組織および役員人事では、代表世話人に篠笥憲爾さん(福島)、林加奈子さん(浪江)、清野和彦さん(福島)の3人、事務局に米倉正裕さん(石川)、事務局次長に早川篤雄さん(楢葉)、佐藤和義さん(いわき)、その他、相双・いわき・県北・県中・県南・会津の6地区から地区世話人と会計、会計監査の方が提案され、承認をされました。
●その後の、新役員の挨拶・各地区からの報告・弁護士による条例案についての説明があり、大会アピールでは、原発について、東京電力のことを鵜呑みにするのではなく、後の世代に対し、取り返しのつかない負の遺産を作り出さないためにも本当のことを知らせる努力をもっとしていきたい。原発増設が賛成か反対か県民一人一人の声を聞いてもらえるよう、この1点で、原発に賛成の人も、反対の人も、いっしょになり推進できる運動であること、そして、この運動が広く県民運動として大きく広がり、県民一人一人が原発や今後のエネルギーの有り様を考えるきっかけになるようにという内容が読み上げられ、県民投票を成功させようという熱気の中無事総会が終了しました。
●総会の後は「柏崎の住民投票から学ぶもの」と題して羽生修吾プルサーマルを考える柏崎市民ネット代表と北岡逸人柏崎市会議員のお二人に柏崎でおこなわれたプルサーマル計画に対する住民投票実現活動の教訓や反省などの報告を聞きました。
●柏崎市内の住民アンケートでは、7割の方が原発に不安を感じているそうです。プルサーマル計画についての住民投票をおこなうことに賛成の法は80%もあったということです。
●そういう中でも住民投票実現が困難だったのは、会社等からかなりの妨害があったということです。そのためにも、早くから署名活動110番を作っておき、「署名活動についての嫌がらせ・妨害があったら連絡ください」とチラシ等に載せた方がよいということ。
●アンケートでかなりの数字が出ているにもかかわらず、市民へはなかなか浸透していなかったということ、戸別訪問ローラー作戦で、署名集めを、いつ、誰が回るのかなど、プランをきちんとたてておくことが大事ということ。
●そして、特に印象的だったのは、議会を変えないと住民投票は難しい、一人でも多くの市議をたて、議会で議席をとるということです。住民自身が、住民投票条例制定は議院をたてて、住民自身がその議院を応援し、支えていく心構えがないと住民投票は実現し得ないし、政治が住民の手に戻ってこないということなどの報告でした。
●福島県内で、もうすぐ署名活動が始まります。今一番大事なのは、県民がどう思っているのか、原発に対してもっと正面から向き合えるよう県民投票条例を成功させるためにこの運動をおこなっていきたいと思いました。
(いわき市・戸田貴代子)
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福島県「国の対応を見守っている」 県民投票の会、県・県議会議長・各党に申し入れ |
太陽ギンギンの暑さの7月30日、第2回目の「原発増設の是非を問う県民投票条例の制定を求める陳情」を福島県庁において、福島県知事・県議会議長・県議会各党に行いました。県民投票の会からは、篠笥さんの代表世話人など6人が参加しました。(陳情の内容は、下記の通りです。)
●それに対し、県側(知事不在のため地域振興課の対応)の答えは、『東京電力からの申し入れがあった場合、県としては国の原子力政策を見守っている状態で、増設問題を受け入れる状態でもない。』
●注目の3つのハードルである(1)原子力の必要性・安全性の国民による合意(2)地域振興(3)使用済燃料対策・バックエンド対策についても、『エネルギー政策は国策ゆえに県民同意も国が責任をもってということです。』しかし県民側からすれば、県の行政として県民に対して説明はあるべき、県民同意というとは何をもってか。何をもって3つのハードルをクリアしたのかと詰めても、県の答えは、『こうなればよいとか、こうならばどうかということは特になく、国の政策を見守っている』ということで平行線のまま終了しました。
●理想は県が県民投票を制定すればいいのですが、今回の対応を見てもあまり期待できそうもないので、結果を見ながらこの運動を進めていかなければ・・・ということで、陳情を終わりました。
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原発増設の是非を問う県民投票条例の制定を求める陳情書 (前略)知事は、10月9日までに、7・8号機増設計画の環境アセス報告書に対する意見書を提出しますが、これに対して県民は大いに注目しております。 翻って、福島県民がこれ以上原発増設を望んでいるのかどうか? 原発増設について事前同意をする場合、県民の生命と財産に重大な影響を及ぼす判断であるため、県民多数の意向を知ることが肝要です。 もとより、県政は、県民代表の知事と県議会が行うのが原則ですが、近年、代表民主制の原則を積極的に補完する住民投票制度の役割が注目され、各地で住民意志を反映させる一つの方法として利用されています。これは、直接民主制の制度として国民主権の憲法が、地方自治法74条で保障しています。 私たちは、増設への事前同意にあたって「原発増設に関する県民投票条例」を制定し、県民投票の実施により県民意志を反映させた上で、知事が判断すべきものと考えます。 県民の代表である知事が、県民を守る義務と説明責任を果たし、県民の意志と利益を代表するよう、以下強く要請いたします。 記 1、知事は、東京電力福島第一原子力発電所7・8号機の増設計画についての事前了解願いを判断する際、「原発増設に関する県民投票条例」を制定し、県民投票の実施によって県民の意志を聞いていただきたい。 2、県は、公聴会を開催して、原子力行政への県民参加システムを作っていただきたい。 3、当会が主催するシンポジウム「原発増設は是か非か」「代表民主制と住民投票は相いれないか」に対し、貴党からのパネラーの派遣をお願いしたい。<各党宛のみ> 以上 |
インフォメーション
■原発増設イエス?ノー?県民投票の会
役員会 8月5日(水)午後7時 郡山教組会館
県中地区結成総会 8月29日(日)午後1時
■ストップ!プルトニウムキャンペーン
相談会 8月8日(日) 午後1時30分 いわき文化センター
■原爆被爆54回忌市民集会
プルトニウムが福島原発にやってくる
8月9日(月) 午後6時30分〜8時30分
いわき市文化センター大講義室
■脱原発福島ネットワーク
東京電力への公開質問状への回答
8月10日(火)
※ プルトニウム燃料輸送、使用済燃料など、県民関心事について質問
(詳細次号)