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★原発のない社会を目指すネットワーキングニュース★ アサツユ☆1999/9/9 第98号☆ |
9月15日(祝)午後1時30分/いわき市民文化センター
講師:慶応大学助教授 藤田祐幸さん
いよいよプルトニウムが運ばれてきます。いまこそ、毅然とした反対の意志を示しましょう。福島第一原発3号機で使われるプルトニウム=MOX燃料をのせた運送船は、7月フランスを出航後、アフリカ希望峰をまわり南太平洋タスマン海を経由、9月22日に大熊町の第一原発に到着します。
プルトニウム=MOX燃料輸送は、南アフリカ、ニュージーランドや南太平洋諸国、カリブ諸国、韓国などが輸送の安全性に強い懸念を表明。希望法を通過した8月12日には南アフリカ・ケープ州が経過に抗議。韓国釜山市議会は対馬海峡通過に反対決議をおこない、タスマン海を経過した際にもニュージーランド国会が反対決議を行い、外交問題に発展する可能性も出てきました。
東京電力と国は、頻発する事故や度重なるデータ改ざんの原因など、市民が必要とする情報を公開しないで、知りたいことを知らせないまま、厄介者のプルトニウムを押しつけてきました。東京電力は、プルトニウム燃料を10月に装荷し、来年2月に運転を開始する予定です。
このままでは、県民が世界的に経験のないプルトニウム燃料の大量使用の実験に曝され、福島が行き場のない使用済みプルトニウム燃料=高レベル放射性廃棄物のゴミ捨て場になります。
大事がおこってからでは遅すぎます。今こそ声を出す時です。15日いわき、20日大熊へ。
プルトニウム燃料を燃やすな、来年2月の運転開始は延期を!
福島を使用済み燃料の貯蔵庫=核のゴミ捨て場にするな!
コンピュータ2000年忌期対策として、原発に正月休みを!
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搬入前後の抗議に参加しよう! ●東電と権への中止申し入れ →9月13日(月)午後2時 県/午後4時半東電 ●輸送船入港時の抗議行動 →9月22日 早朝より行動。第1原発正門等 |
第一原発周辺のオオタカを守ろう!
アセス再調査を!東電、知事、議長等に申し入れ
東京電力は、8月25日に福島第一原子力発電所敷地の近傍で、環境庁のレッドデータブックで絶滅危惧にある「緊急種」に指定されている貴重種鳥類のオオタカの巣を発見したと発表。今年3月下旬に陸生生物の調査員がワシタカ類の巣を発見し、オオタカの生息を確認していながら、4月に提出した環境影響調査書にはオオタカの『保護や影響評価・監視計画』などを記載しませんでした。これは資源エネルギー庁による環境影響調査広報で定められた記載事項の明記義務違反で、調査書の信頼性を損なうものです。
脱原発ネットなど3団体は、重大な記載不備があった以上、相当な機関を設けて再調査の実施と修正調査書の提出を求めるよう、8月31日、県知事、議長に下記の陳情を行いました。
県は3団体の陳情の中でアセスは「十分とは言えない」認めました。県は10月9日期限のアセス意見書で再調査を求めることになりそうです。オオタカの生息調査について専門家は3年としており、再調査が実施されれば評価書の確定まで最低でも2年間は必要です。
プル燃料輸送、使用済み燃料等で東電が質問に回答
ネットの公開質問状に対し、8月10日、第一原発で回答がありました。その中で、東電はプルトニウム燃料輸送船の入港について、自治体への連絡は安全協定上、事後通過としていましたが、追及され、事前連絡はすると回答しました。以下、要旨です。
1、福島原子力発電所におけるプルトニウム燃料(MOX)の利用
1)フランスからのMOX燃料の到着時期、第一原発3号機へのMOX燃料装荷時期、輸送中の安全確保体制→9月後半到着。10〜2月で装荷。国際開示機関基準に則り対応。
2)プルトニウム利用における第一原発の管理警備体制→自主警備、内容公表できず。
3)福島で使用済みMOX燃料を貯蔵する期間と量→再処理まで、中間貯蔵施設での所蔵も。
4)10月までに県内で市民との公開討論会→応じない。県内では理解頂いている。
2、福島原子力発電所における使用済み燃料対策
1)各サイト各号機ごとの98年度末現在の使用済み燃料貯蔵量(燃料対数、ウラン重量)、炉内燃量(燃料対数、ウラン重量)、1取替分燃料(燃料対数、ウラン重量)、貯蔵量(燃料対数、ウラン重量〜原子炉建て屋外のものについても)→略
2)使用済み燃料貯蔵量に各号機関の移送がある場合、その号機と燃料体数、ウラン重量の実績、今後の計画→第一は実施していない。第二は計画中。
3)現在までに選定した使用済み燃料中間貯蔵施設の適地→お話しできない。
4)使用済み燃料中間貯蔵施設の適地自治体への説明内容と時期→お話しできない。
5)同施設の施設概要、建設開始時期、供用開始時期、建設費用などの計画見通し→検討中
3、福島第一原子力発電所7、8号機の増設
1)福島県へ正式申し入れの時期→現時点では明示できない。
2)第1次ヒヤリング、電源開発審議会への上程日程→申し入れできていないので言えない。
4、2000年問題
1)起こりうる問題と想定内容→制御システム、流量等の値で対応、日付は使用していない。監視記録等では、影響確認、うるう年など。危機管理計画はホームページで公開。
2)福島原発各サイト各号機ごとの点検状況と対策→監視記録システム、定検時に改修、10月中に全て完了。
福島第一原発周辺のオオタカの保護および
第一原発増設環境影響調査についての陳情書
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福島知事 佐藤栄佐久 様 1999年8月31日 福島原発30キロ圏・ひとの会 原発いらない!いわき市民の集い 脱原発福島ネットワーク 東京電力福島第一原子力発電所の敷地周辺に生息するオオタカは、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(以下、種の存続法)及び同施行令で『国内希少野生動植物種』として指定され、種の保存が義務づけられています。 ご承知の通り、種の保存法は、野生動植物が生態系の重要な構成要素であり、自然環境の貴重な一部として、人類の豊かな生活上不可欠であることから、絶滅のおそれある野生動植物の種の保存のための施策を策定し、実施することを定めています。 種の保存法でいう絶滅の恐れは、種の個体数が著しく減少しつつあること、主要生息地や生育地が消滅しつつあること、生育や生育環境が著しく悪化しつつあることを意味しています。オオタカについてもまさにこの通りです。 ところが、3月にオオタカの生息を確認し調査していた東京電力は、4月に提出した第1原発増設の環境影響調査書に、通産省資源エネルギー庁が「発電所の立地に関する環境影響調査及び環境審査の実施方針」及び「環境影響調査要綱」(以下、要綱)で環境影響調査書への具体的記載内容として義務づけている『主要な鳥類の生息状況、貴重な陸生生物』の『保護に関する具体的対応、影響及びその評価、監視計画』にオオタカを記載しませんでした。 この重大な記載不備は、種の保存法をないがしろにし、要綱の明記義務に違反するもので、報告書の信憑性を損なうものです。 そもそも、4月に提出された東京電力の福島第一原発7・8号機の増設に関わる環境影響調査書は、3年前に終了していた環境影響調査が、6月の環境アセス法の新施行により、周辺環境の調査や評価項目の追加で、環境影響調査のやり直しになるためのかけ込み提出と世論から批判されていました。 本来、東京電力は3月に発見したオオタカについて、その営巣特性等を踏まえ関係機関・専門家の指導を受け、3年程度の調査を経た上で保護対策、影響評価、監視計画などを立て報告すべきだったのです。自社の利益のみを優先し、県民を愚弄することは許されません。 知事が、10月9日まで提出する環境影響調査書に対する意見書に、県民は大いに注目しております。自然と共生、環境保護のために、今、慎重に考えるときです。オオタカの保護のために、生態系の保護に尽力される知事に、以下要請いたします。 記 1、知事は、国と東京電力に対して、オオタカなど『国内希少野生動植物種』に関する環境影響調査の再調査の実施と修正調査書の提出を求めて下さい。 2、知事は、圏として、福島第一原発周辺のオオタカの保護の施策を策定し、実施する計画を定めて下さい。 3、知事は、東京電力が環境影響調査の再調査と修正調査書の提出し、県としてオオタカの保護の施策を策定し実施した上で、増設計画の当否を判断して下さい。 |