★市民みんなで考える!エネルギーの未来★

エネルギー政策市民検討会ニュース

脱原発エネルギー政策への市民提言 ☆2002.3.7 第5号☆


●(福島県)エネルギー政策市民検討会事務局●

世話人: 篠笥憲爾 米倉正裕 清野和彦 佐々木慶子 石丸小四郎 林加奈子 佐藤和良 
いわき市鹿島町久保於振1-2(佐藤)、TEL.FAX0246-58-5570 
賛同金一口3000円 /郵便振替: [ 02200-2-96795 
エネルギー政策市民検討会 ] 



第5回検討会の案内

  原発は老朽化に耐えられるか             
    
ーー 浜岡事故の教訓と福島原発 ーー            
  
 講師:小村 浩夫(静岡大学工学部教授) 

と き:3月24日(第四日曜日)13時30分〜16時 
ところ:いわき市 いわき市文化センター 
          
(いわき市平 旧大黒屋デパート隣)

●配管爆裂。原子炉からの漏水。浜岡原発で続けて起きた「老朽化」による事故。 
古くなった原発の心臓部で、いま何が起きているのか。福島原発10機のうち9機 
までが、事故を起こしたものと同型配管で占められ、今も使われている。

●浜岡原発での配管爆裂事故。中部電力は、現場確認と事故発生と同時に知りえた 
事故を1ヶ月以上も公表しなかった。また、原子力安全・保安院は「原因究明の途 
中段階」といいながら、中部電力の再発防止対策を了解した。事業者国の対応は、 
1989年の福島第二原発3号機再循環ポンプ事故の時と同じ。不徹底な原因究明、 
不十分な再発防止対策で大丈夫か?30年を過ぎた福島原発は老朽化に耐えられるか… 

●県に提言する「市民検討会」の第5回は、原発老朽化について考えます。 

●市民参加の検討会、第1期、県内各地を巡回します。

前のページに戻る


 
第6回検討会開催の案内

 「地域をどう再生するか〜原発と県・立地地域の今後」4月21日 双葉郡管内 


第4回検討会結果の報告コーナー

 第4回エネルギー政策市民検討会は、県内各地から20人あまりの市民が出席されて、開 
催されました。 
     
参加者から、感想を含めた声が寄せられていますので、紹介します。

 伊達郡から出席された斎藤さんの声です。 
 斎藤さんは、川辺川の保護運動を取り組まれているとのことで、その仲間のみなさんにも 
お知らせされています。

 
(川辺川MLのみなさん)福島の斎藤です。
このMLとは、直接関係無いのですが、原発系のことを少し書かせて下さい。

福島県では、プルサーマル計画のこじれを発端に、県サイドで「エネルギー政策
検討会」を開いています。
市民は、これを傍聴することと、インターネット上で議事録を見ることはできま
すが、検討会の際に意見を述べることはできません。
そのため、脱原発グループが中心となって「エネルギー政策市民検討会」を開
いています。
昨日はその4回目で、テーマは、「生命は守れるか〜原子力防災と国・自治体の
責務〜」でした。
講師の先生(元名古屋大学アイソトープセンターの山本定明さん)は、とても気さくな
方で、お話にもメリハリがあって、わかり易いものでした。

まず、始めに、他の発電方法で原発より優れているものがありながら、いつまで
も原発を進める国の政策や、電力会社の経営は、アホとしか言いようが無い、と
いうお話。
四国電力の原発と、横浜火力のガスタービン複合型を例に、同じ280万KW程
度の発電設備に、以下のような具体例。

原発
建設費:8000億円
効率:30%台が限界
送電ロス:1割程度(?)

ガスタービン複合型
建設費:2000億円弱
効率:50%(コージェネを加えれば、80%可能)
送電ロス:消費地に近い為、ほとんど無し

さらに、燃料電池が本格化してきているので、安全で効率の良い分散型の発電機
が家庭に普及するはず。

(ここで、CO2の削減はどうするの?と思われる方もいらっしゃるかも知れま
せんが、もともと電力は、人間が使用するエネルギーの半分以下ですし、原発を
作り、維持し、燃料を掘り出し、精製し厳重警備で輸送、さらには、百年単位の
核廃棄物処理と、膨大なエネルギーを必要とします。
それより、CO2を削減したって、放射能を出し続けていたら、差し引きマイナ
スだと思う。現に、原発は放射能を薄めて海に流し続けています。総量規制が不
可能なので、濃度で規制している。でも、生物は、またそれを集めてしまいます。
インチキだらけなのです。)

そんなお話のあと、本題へ。

防災は、電力会社でも努力しているが、決定的に抜けていることがある。
それは、発生した事象を元に、枝分かれして対処方法を導き出す事故シーケンス
のデータベースが無いこと。
以前、電力会社で少しだけ作ったものを公表したそうなのですが、余りにお粗末
だったためか、それ以来公表していない、とのことです。
これは、始まりが一つでも、出口では数万通りになるそうなので、よほど気合を
入れないとできない。(できてもチェックのしようがないかも)

実際には、防災と言いながら、どう非難するかが、現実。
でも、事故対策室?ができるまでには、2時間以上かかるのが事実。
その頃には、風速3mの風でも、20km先まで飛んでしまう。

「事故が起きたらどうするのが一番良いのでしょうか?」と、浜岡の市民から質
問があった時は、「とにかく逃げるしかない」と答えたそうです。

でも、チェリノブイリの事からもわかるように、大事故が起きてしまったら、東
北や関東の人は行き場がないでしょうね。
先生は、自家用ジェット機でも持つしかないんじゃないか、と笑っていました。

資料と一緒に、「東海地震の前に浜岡原発止めたい市民の会」のはがきと、内容
が書かれたものを、頂きました。
先生のお話によると、原発の耐震は、古い地震学を元にしていて震源は一箇所か
ら来るものを想定している。しかし、現在の地震研究はかなり進んでいて、実際
の地震は断層に沿って連続的に発生する場合も多いので、役に立たない。
そんな中で、ずっと前からそろそろ起こると言われている、東海地震の想定震源
域のど真ん中にある浜岡原発は、もう、止めるしかないでしょう、というもの。
このはがきは、アンケート形式になっていてFAXで送ってもOKです。
郵送の場合は、切手が必要です。
ご協力頂けるかたは、枚数、送り先を明記の上、
FAX:048−478−9068へ連絡下さいとのことです。

この「エネルギー政策市民検討会」は、第三日曜日に開いています。
参加は自由で、資料代500円です。
次回は、いわき市の文化センターです。
お近くの方(いないか)で、ご興味のある方はご連絡ください。
または、以下をごらん下さい。(私のHPではありません。)
http://www.ht-net21.ne.jp/~kannoyu/index.html
場所、日時など変わる場合があります。

会場で、はじまる前に諫早の署名をお願いしました。
持ち帰ってくれた人もいたので、私より集めてくれるかも。
以上

前のページに戻る


                           前のページに戻る