2003年4月8日のニュース


 鈴木千絵折り紙展
     
 
 「折り紙で感じる日本の四季 鈴木千絵折り紙展」が10日から5月15日まで、平字旧城跡の龍が城美術館で開かれる。4日、日本折り紙協会いわき支部「いわきおりがみ会」講師鈴木千絵さん(20)=四倉町駒込字柵橋=がいわき民報社を訪れ、個展をPRした。  鈴木さんは、平養護学校中学部時代に初めて折り紙と出合って以来魅せられ、同校高等部時代にはいわきおりがみ会に入会、ほどなく講師の認定を受けた。現在は、市内の小学校などに出向いて折り紙の楽しさや奥深さを伝えている。  展覧会では、四季折々の花を和紙や光沢紙などさまざまな紙で折った作品を中心に約100点を展示する。春はチューリップや桜、スミレを、夏はヒマワリやアサガオ、秋はカキやキク、コスモス、冬はカンツバキやシクラメンといった季節を象徴する花を紹介。ほかにも、七夕の織り姫と彦星を展示するなど、季節感あふれる構成となっている。  また、会期中の土、日曜日は実技、体験コーナーも設置する。「1枚の紙がさまざまな作品になる、平面から立体への妙技を見てほしい。そして折り紙の素晴らしさを知って」と、鈴木さんは話す。