1939年 |
12月25日ミズーリ州マーシャルに生まれ、4歳からピアノを弾き始める。その後、ミシガン大学で学士と修士号を取り、バークリー音楽学院に転入する。 |
1962年 |
トリオで出演したノートルダム・ジャズ・フェスティバル(インター・カレッジ・ジャズ祭)で優勝し、クインシー・ジョーンズに見出される。同年にThe
Bob James Trio名義で彼のリーダー作のファースト・アルバムとなる"Bold Conceptions"をリリース。このアルバムはモダン・ジャズの仕上がりとなっている。 |
1964年 |
フリージャズのレーベルであるESPレーベルからExplosionsをリリース。この作品は現代音楽的要素を伴うアヴァンギャルド音楽として今日でも評価が高い。 |
1973年 |
ジョーンズはジェームスをCTIレコードの創始者、クリード・テイラーに紹介、CTIと契約し、翌年ファースト・ソロ・アルバム"One"をリリース、CTIに4枚のアルバムを残し、クロスオーバー期の一躍を担う。この頃の彼の音楽性にはブラックなフィーリングもあり、白人ピアニストでは稀有な存在であった。 |
1977年 |
コロムビア/CBS傘下に自身のレーベル、タッパン・ジー(Tappan Zee)を発足。名前はニューヨーク州のウェストチェスター郡とロックランド郡を繋ぐ、ハドソン川に架かる橋に由来する。このレーベルにおいて彼はプロデューサーとしても活躍し、フュージョン黎明・全盛期の先端を走る。 |
|
しかし1980年代になるとセールスは落ちていき、コンテンポラリー・ジャズとしてのサウンドを求めるため、1985年にワーナー・ブラザーズにレーベルごと移籍。尚、このCBS期の作品はワーナーから再発され、国内盤では2002年夏にビクターエンタテインメント(JVC)から20作品が再発されている。 |
1980年代 |
1980年発表のアール・クルーとの合作"One On One"、1986年発表のデイヴィッド・サンボーンとの合作"Double
Vision"でグラミー賞を受賞した。他のアルバムでも十数回ノミネートされている。 |
1990年代 |
1990年、アルバム"Grand Piano Canyon"にて、リー・リトナー、ネーザン・イースト、ハーヴィー・メイソンと揃ってセッションを行い意気投合、1991年に彼らとフォープレイという名でグループを結成、グループ名と同名のアルバムを発表した。(因みに1997年にリー・リトナーは脱退し、現在はラリー・カールトンが加入している。) |
2003年 |
ワーナーより離れ、Koch Recordsに移籍。フォープレイとしてはその前年にRCA Victorのブルーバード・レコードに移籍している。 |
|
|