1930年代 |
母ペリーナ(教会オルガン奏者)から12歳までオルガンを習っており、1930年代からピアニストとして活動することになる。 |
1939年 |
「Nat King Cole Trio」を結成しビッグバンドの時代にあってもピアノ、ギター、ベースの編成はジャズトリオのスタイルとして流行となる。この頃から歌手としても活動することになる。 |
1948年 |
3月28日、歌手のマリア・エリントンと結婚、後に5人の子供に恵まれる。
この年、「ストレートン・アップ・アンド・フライ・ライト(Straighten Up and Fly Right)」がヒット。 |
1949年 |
「モナ・リザ(Mona Lisa)」が大ヒットとなる。 |
1950年代以降 |
ジャズからポピュラー界に軸足を移し、テレビにも多く出演し広く大衆的な人気を得た。
「スターダスト(Stardust)」など古くからのスタンダード曲は、コールの歌が決定版とされるものが多い。また「ルート66」「トゥー・ヤング(Too
Young)」「ホエン・アイ・フォール・イン・ラブ(When I Fall In Love)」など、コールの歌でスタンダードとなった曲も枚挙に暇がない。チャップリンの映画「モダンタイムズ」のテーマ曲(インストルメンタル)である「スマイル(Smile)」も、コールが歌詞をつけて歌った。
さらに、映画では「忘れられない人(Untamed Heart)」のエンディング曲として「ネイチャー・ボーイ(Nature Boy)」が流れ、劇中でも重要な意味を持つ歌として使用される。ミュージカル映画「ムーラン・ルージュ!」においても、テーマ曲として使われた。近年ではセリーヌ・ディオンがカヴァーをしている。 |
1956年 |
ストレート・アヘッドなジャズ作品「アフター・ミッドナイト」を発表。自分の原点を見つめ直した。 |
1964年 |
「L-O-V-E」が、生前最後の大ヒット曲となる。 |
1965年 |
2月15日サンタモニカの病院で肺ガンにより逝去。
「タバコは声を低音にする」と信じており、1日にクール(COOL)を3箱も吸うヘビースモーカーだった。
美空ひばりもコールのファンで、1965年にアルバム「ひばりジャズを歌う〜ナット・キング・コールをしのんで〜」を制作。 |
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ロックの殿堂にアーリー・インフルエンス(初期の影響)部門で殿堂入りしており、ジャズ以外のジャンルへの影響も大きかった。 |