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土地選びの基準って持っていますか?
 家を建てる前に、土地がない方は土地探しが、家造りの第一歩となります。
建かえや増改築の場合は、今まで住んでいた経験上で、建物をどうすれば良いかはわかると思います。でも、新しく土地を買う場合はそうはいきません。
では、土地選びの基準をどこに持てばいいのか、例えば交通事情・景観・大きさ・形状など、どれを優先するかがポイントとなります。

●ここで注意!
 分譲している土地が大丈夫と思わないこと。公団などで分譲している土地は、さほど心配する必要はありませんが、説明を十分受け
納得した上で購入を決めると良いでしょう。
 では、民間の分譲されている土地はどうでしょうか?安い土地は、安い理由があります。
 例えば、地盤が弱く支持層が深い時は、土地代の他に地盤改良費用がかかることが多いのです。ですから、安いから即、購入ということは絶対にお勧めできません。また、宅地造成する前の残物等埋められていることもあったようですが、今は産業廃棄物の処理に関して不法投棄は認められていませんので、この点はあまり心配しなくてもよさそうです。土地に関しては、地盤改良がいくらかかかりそうかを確認して購入を検討してください。とにかく建築前に
地盤調査しないと後で後悔することになるかも。
(「地盤調査はしません。」「地盤調査しなくても大丈夫。」「地盤調査結果は教えられません。」や地盤調査の調査書そのものを渡してくれない、見せないハウスメーカーや建築業者・大工さんであれば注意してください。貴方の家造りを真剣に考えていない証拠かも。)

●切土?盛土?
 切土とは、山や傾斜地を掘削し平坦にした土地をさしていうことが多いです。いわきの土地の特徴で、青岩と呼ばれる地層が見られ「盤膨れ」という
土が盛上がる現象が発生する場合があります。盤膨れは、家の基礎を押し上げ歪ませることもあるので、地質を業者の方に確認しましょう。
盛土とは、沢や川、低い土地に土を盛って平坦にした土地を指していうことが多いです。盛土の土地に関しては、特に地盤調査をし、改良が必要であれば必ずやった方が良いです。万が一
地盤沈下したらいやですよね。特に怖いのが、切土と盛土にまたがった土地で、不同沈下が起こりやすいと考えられています。

●高低差って考えてました?
 土地選びの重要なポイントですが、
接道(土地に面する道路)と土地の高さの差、いわゆる高低差が大きければ、一般的に外構費用が高くなります。安い土地に結構ありがちですので、注意してください。南面道路の場合は高低差が大きく、北面道路の場合は高低差が小さい場合が多いようです。

●昼専用土地ではありません!!
 土地を見るときは朝・昼・晩必ず見てください。太陽光のさし方をみたり、道路の突き当たりで車のライトが家に当たるかなどその時間帯でしかわからないことも見えてきます。
 また、雨が降ったときに水溜りになっているような土地では後々困りますし、雨水の流れる場所となっていても困ります。雪が積もったときを想像して対応策を練るなど、季節の変り目で土地を見られるのであれば、是非
足を運んでください。

●最も重要なものって?
 それはフィーリングだと思います。いろいろな制限や購入条件をクリアしていて、かつピンとくる土地があると思います。そいった土地を探すことは大変でもありますが、足を運ぶことが重要です。
 また、購入前には、自分の
イメージする家の間取りが収まるかある程度信頼の置ける建築業者にプランを描いてもらって土地購入の参考・確認にすることも必要ですね。
(施工業者の営業としては正直に状況を話して頼んでいただければと思うことが多かったので、軽い気持ちでは決して頼まないでください。正直に話してプランを描いてもらったとして、しつこく営業されるようでしたら、きっぱりと断ればいいと思います。私は断られたことはありませんでしたけど。)
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