Macintoshのトラブル

「爆弾」をかわいいMacintoshからおみまいされた。 そんなときに・・・。



ID=1/バスエラー(Bus error)
意味/存在しないメモリ内のアドレスにアクセスしようとした。
原因/アプリケーションのバグや、ハードウェアの問題でこのエラーが出る場合もあります。
対処法/アプリケーションの入れ替え。
ID=2/アドレスエラー(Address error)
意味/メモリの奇数アドレスを参照した。
原因/Plus,Classic,PB100等【CPU68000】のみで起こるアプリケーションのバグです。
対処法/なし。
ID=3/不法命令(Illegal instruction)
意味/CPUが認識できないマシンコード命令が実行された。
原因/アプリケーションのバグ。最近のアプリケーションではあまり見なくなりました。
対処法/なし。
ID=4/ゼロ割り算(Zero Divide Error)
意味/分母がゼロになる命令が出された。
原因/アプリケーションのバグ。
対処法/なし。
ID=5/領域チェックエラー(Range Check Error)
意味/プログラマーだけが拝めるエラーです。
原因/Plus,Classic,PB100等【CPU68000】のみで起こるエラーです。
対処法/なし。
ID=6/オーバーフロー(Overflow Error)
意味/Macintoshの出した指示が指定領域からはみ出した。
原因/予想外の大量の指示が出されてしまった場合に出ます。
対処法/なし。
ID=7/特権違反(Privillege violation)
意味/Macintosh専用の聖域に使用者が割り込んだ。
原因/自分から割り込んだのだから原因はあなたです。
対処法/自粛しましょう。
ID=8/トレースモードエラー(Trace Mode Error)
意味/プログラムのバグフィックス用のトレースモードに迷い込んだ。
原因/デバッガーがインストールされていない場合に発生します。
対処法/デバッガーをインストール?しましょう。
ID=9/1011行トラップ(Line 1011 Trap)
意味/特殊命令が出されたがCPUのテーブルには見つからなかった。
原因/アプリケーションのバグ。
対処法/なし。
ID=10/1111行トラップ(Line 1111 Trap)
意味/ID=9と同じ
原因/アプリケーションのバグ。
対処法/なし。
ID=11 /その他の侵害(Miscellaneous exception)
意味/PowerMacintoshの場合、ネイティブコード内で起きる、アドレスエラー、バスエラー、不法 命令によって起きるようです。
原因/よく見るエラーですね。システム、アプリケーション、ドライバ、すべてが関連している可 能性があるので特定しにくいエラーだとおもいます。
対処法/ハードディスクの再フォーマット、最新のシステムのインストール、アプリケーションの 再インストール。(System7.5.3以降だとかなりType11エラーは少なくなったようです。)
ID=12/コアルーチン不履行(Unimplemented Core Routine)
意味/バグフィックス用ブレークポイントに当たった。
原因/プログラマのミス。
対処法/プログラマに反省させる。
ID=13/インストールエラー(Uninstalled Interrupt)
意味/周辺機器を作動させるプログラムがその周辺機器を見つけられなかった。
原因/ハードウェアをチェックするプログラム上のエラーなので、原因はその周辺機器にある場合 が多い。
対処法/周辺機器のチェック。
ID=14/I/Oシステムエラー(I/O system error)
意味/デバイス(HD等)、ファイルの管理するプログラムで発生したエラー。
原因/プログラム自体のエラーというよりもHDのトラブルと考えた方がいいかもしれません。
対処法/HDの初期化、ドライバの更新。
ID=15/セグメントローダーエラー(Segment Loader Error)
意味/MacintoshのプログラムがRAMにロードされる際に、失敗するとおきます。
原因/アプリケーションのバグ。または、システムの損傷。
対処法/システムの再インストール。
ID=16/浮動点エラー(Floating-point Error)
意味/Floating-point(浮動点)の計算でのエラー。
原因/コ・プロセッサ上で起こるプログラムエラー。ちなみにPowerPCでは、コ・プロセッサとい う概念がない。
対処法/システムの再インストール。
ID=17〜24/不明パッケージ0〜7(Missing Packages 0〜7)
意味/システムファイル内のパッケージが欠けている。
原因/システムの損傷。
対処法/システムの再インストール。
ID=25/メモリ不足エラー(Memory Full Error)
意味/メモリ不足、またはヒープを確保出来ない。
原因/(あなたが)メモリを買うお金がないか、アプリケーションのバグです。
対処法/なし。
ID=26/プログラムの起動不全(Bad Program Launch)
意味/アプリケーションが起動できなかった。
原因/アプリケーションの損傷。
対処法/アプリケーションの再インストール。
ID=27/ファイルシステムマップエラー(File System Map Destroyed)
意味/ファイルに異常がある。
原因/ディスクのファイル情報が正しくない。
対処法/デスクトップの再構築。
ID=28/スタックオーバーフローエラー(Stack Ran intoHeap)
意味/メモリスタックが拡大し、ヒープ部分に侵入した。
原因/Macintoshがスタックの拡大を予想できなかった。
対処法/アプリケーションの割当メモリを増やす。



<負のエラー編>

ID=0〜-8 :一般的なシステムエラー。
ID=-9〜-21 :カラーマネージャーエラー。
ID=-17〜-61 :ファイルやディスク入出力に関するシステムエラー。
ID=-33 :ディレクトリの要領オーバー。
ID=-34 :ディスクの要領オーバー。
ID=-35 :存在しないディスク。Macintoshが該当するディスクを探せない。
ID=-37 :ファイル名に間違ったものが含まれる。
ID=-39 :壊れたファイルがディスク上に存在する。または、ディスク自体の破損。
ID=-41 :ファイルが大きすぎてメモリ内に納められない。
ID=-42 :ファイルを開きすぎている。
ID=-43 :ファイルやフォルダが見つからない。
ID=-44 :ディスクが書き込み禁止でロックされている。
ID=-45 :ファイルがロックされている。
ID=-53 :ボリュームが切り放されている。
ID=-56 :ドライブ番号に問題がある。
ID=-57 :Macintoshのディスクではない。
ID=-60 :ディレクトリブロックに問題がある。
ID=-61 :書き込み許可エラー。
ID=-64〜-90 :ディスク書き込み中に問題が発生した。
ID=-66 :フォントに問題がある。
ID=-91〜-99 :Apple Talkのエラー。
ID=-108〜-177 :仮想メモリの割り当てエラー
ID=-120〜-127 :ディスクやディレクトリのHFSエラー。
ID=-126 :メニューのトラブル。
ID=-128 :メニューのトラブル。
ID=-130〜-132 :そのほかのHFSエラー。
ID=-147〜-158 :カラーマネージメントの問題。
ID=-185〜-199 :リソースマネジャーのエラー。
ID=-200〜-232 :サウンドまたは、サウンドファイルに関する問題。
ID=-250〜-261 :MIDIマネージャーに関する問題。