戻る   おわり





お詫び 写真の日付が2002年となっているとのご指摘を受けましたが、日付の設定ミスです。
間違いなく今年(2003年)に行ったものです。申し訳ありませんでした。


最終回

さぁ!! いよいよ今回の韓国メシマの旅も佳境に入ってきました。

まず、我々一行は、滑リ国新薬のスタッフに多大な歓迎をうけ、
メシマの製造工場を見学する事に・・・

もちろん無菌設備なので、皆、白衣に帽子、サンダルに着替えて GO!!


ムッ!! 一歩工場に入った瞬間に生薬特有の臭いが・・・。
小生、薬局で漢方の臭いには慣れているはずが、メシマの抽出の臭いは、また別格だ。
(なんとなく、効きそうな臭いだから不思議だ)
 工場内@

 工場内A

 ここで菌体の培養を・・・
ここで、メシマPL2・PL5が生まれたのだ。
                本来、写真はダメとのこと!!

 試験室@

 試験室A
ひととおり、工場の見学が終了。
午後から、洪南斗(ホンナントウ)先生の研究公演。

その前に腹ごしらえだ。
工場の社員食堂でいつも社員が食べていつものをいただいた。
”ん!? うまいぞ!!”
韓国では割り箸はなく、環境破壊防止のためどこでも銀色の金属の平たいものだ。
(日本も考えたほうがよいかも・・)

さぁ 本命の講義だ。

洪南斗先生。なかなか日本語がうまい。漢字の読み方に少し違いがあるが、
説明や文書はすべて日本語。

特にためになったのは、
@メシマは、メシマコブの名で長崎県女島(メシマ)に自生する桑の木のキノコから名付け
 られましたが、有名になったせいで”ニセモノ”が多い。
 というのは・・・・
 メシマPL2・PL5は世界中のメシマコブから、抗ガン作用にすぐれた菌体PL2・PL5
 という菌子体を、人工培養して製剤として誕生させた。
 PL2とPL5の配合及び培養は、もちろん企業秘密。他社で作っているのは、ものまねで
 ほとんどニセモノです。
 適当に作って文献のみ当社のをコピーしていると、ご立腹でした。

AメシマPL2・PL5のみのメシマ製剤が、韓国では医薬品として承認され
 抗ガン剤として病院で処方されている。(一般には購入できない)

B日本では、抗ガン剤として医薬品の承認を取る為に多大な年数がかかる。
                      (厚生労働省は頭が固いらしい・・・・)
ちなみに雑談だが、外国製の医薬品で海外のみの臨床実験データだけで日本で早速承認されたのは”バイアグラ”のみである。

そのため、日本では”健康食品”として救心商事鰍通して韓国の病院使用と全く同じものを販売すことが可能になった。

「最後に、日本の皆さんでガンでお悩みの方がこのメシマPL2・PL5を服用することで少しでも助けになれば幸いです。」
としめ、洪南斗先生の貴重な講演を聞くことができました。

洪南斗先生と小生の記念の写真

・・・・。無理してメシマ研修旅行に参加してよかった。熱い思いを胸に工場をあとにしました。

                                            おわり


                              大栄漢方薬局 代表  安藤 尚廣