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※無料書式のダウロードは「家を建てる!」にあります。
家を建てる!ということは?

家を建てる目的はしっかり持っていますか?
 家を建てるということは、家族の生活の基盤を作るということです。
ライフスタイル、例えば家族構成・仕事・趣味などいろいろな
要素を基に十分に考えることから、家造りは始ります。
当然、考えることは、たくさんあります。建物以外にも、考えなければならないのは、土地・周りの環境・隣家との
位置関係の他に、採光や採風が重要です。

 光と風は、季節や時間帯で見ることも大切で、間取りを考える上でも、将来の健康を考える上でも重要です。
 健康を考えると、温度や間取りの
バリアフリーを考えすぎたり、高気密高断熱の家を想像したりと家の在り方を考えず、カタログやパンフレットに載っている項目にこだわりがちになります。
しかしながら、
快適すぎる家は、人間本来の体力を減衰させているような気がします。
適度に
四季を感じられることが、本当の意味で快適な家ではないかと思います。真冬でもTシャツで過ごせる家なんて、おかしいと思いませんか?春のぽかぽかした日差しを感じられる家だったらと思いませんか?真夏の外の熱気の中を過ごした後の、冷房のガンガン効いた室内に入ることは、バリアフリーとは言えないことでしょう。家の中でのバリアフリーは、外の環境とのバリアフリーを犠牲にするということではないでしょうか?家の外は段差だらけでしょうしね。
 人の導線・光のとり方・風の通し方を考え、
四季を感じられる、そんな優しい家が理想ではないでしょうか?

【ひとり言】
 「高気密」とは、本来であれば、窓を閉めた状態での計画換気を実現するための工法と私は思っています。「計画換気」とは、一定の時間で室内の空気を入れ換えることを目的としてるはずです。「高断熱」とは、室内と室外の温度の伝わり方を低く抑えることと私は思っています。
 「高気密高断熱」は、「高気密」と「高断熱」に分けて説明されるべきではないかと思っているのは私だけでしょうか?
 でも、いくら性能の良い「高気密」「高断熱」「計画換気」が実現できたとしても、窓を開けない生活はしないですよね!?高気密で窓を開けない生活をするとして、計画換気で外部から空気を取り入れると、高気密にした意味がないような気もするし、お金かけるの何か勿体無いような気がしませんか?

家の構造は手段であり目的ではありません。
 家の構造もいろいろ。大まかなものをしたの表にまとめて置きますが、どれがいいかは自分で判断するしかないですね。
●構造に関して(一般的な呼び方と違ってるかもしれませんが)
工法 特           徴
木造軸組
(木造在来)
世間一般的に、木で作る家です。
また、木造といってもいろいろな仕組みや工法が混在するので、詳しく話を聞かれたほうが良いでしょう。
自由設計が売りのカテゴリーです。自由設計できませんというような、会社は建売メーカーと思ってもいいのでは無いでしょうか?大手メーカーでもプラン決めしたパッケージがあるようですか、オプションで高くとられる傾向にあるようです。気をつけましょう。
柱・梁・筋交(すじかい)での構造で、増改築がしやすいのが特徴です。
軽量鉄骨 構造躯体の一部を鉄骨の梁を使用します。
火災時には、木造より危険だそうです。なぜなら高熱で鉄が変形し、加重により崩れ落ちるのが、木造より早いそうです。
木造では実現しづらい、大空間は魅力ですね。
鉄骨 鉄骨造の一般住宅は、あまり見たことが無いのでなんとも言えませんが、強度的には一番高いのでしょうね。
RC 稀に一般住宅でもみかけますが、一般住宅では高額になります。店舗やビルとかが多いでしょうか...
プレハブ 某大手ハウスメーカーの主たる工法ですね。
聞いた話だと、上棟式をやったら、木の柱が無いと泣かれた方がいたそうですが、品質・工期とも申し分は無いですよね。
2X4のパネルによって、面で構成されていくため、窓のとり方や将来的な増改築はかなり制限されます。
(増改築は考えない住まい方になります。)
2x4 輸入住宅のほとんどは、面(パネル)で支える構造をしています。
最大のと特徴としては、窓が小さいこと。もちろん2x4が基本ですので増改築はかなり制限されます。また、各メーカー・業者ともにいろいろな工夫をしているようですけど、基本的に
日本の四季のある風土には合わないのではと思っています。根拠はありませんけど...(増改築は無理と思っていただいたほうが良いかもしれません。)

●断熱材に関して(一般的な呼び方と違ってるかもしれませんが)
種類 特           徴
グラスウール 日本では、世間一般的に使用されています。ガラスを高温で線維化し、綿状にした断熱材です。
一般的に調湿効果はないと言われていますが、コストは安く済みます。厚みにより断熱性能が変わりますので、どのくらいの厚みが良いのか詳しく確認してください。
ロックウール これも日本では、結構使われることが多いです。鉱物を高温で線維化し、綿状にした断熱材です。
一般的に調湿効果はないと言われていますが、コストは安く済みます。グラスウールと同様厚みにより断熱性能が変わります。
ウレタンフォーム 見た目は発砲スチロールのような断熱材です。外断熱にも使用されます。外断熱の場合は壁の厚みが大きくなるので軽い断熱材が適しているみたいです。
発砲ウレタン断熱材 現場にてウレタンを吹き付け、瞬間的に硬化させ隙間なく、断熱材を施工することが可能です。(発砲スチロールを泡状で吹き付けて固まらした感じ)
もともと工場など大きな建物の断熱材として施工されることが多いと聞きましたが、一般住宅でも施工可能で、調湿効果や柔軟性があります。ただ、経年劣化の方は理論上紫外線が当たらない(当たりずらい?)ため、硬化しないのでぼろぼろ崩れたりはしないとのことでした(製造業者談)。
またグラスウール・ロックウールに比較するとコストは高くなります。
ウール断熱材 羊毛を断熱材としたものです。ヨーロッパの方では比較的メジャーな断熱材と聞きました。(本当かな?)
グラスウール・ロックウールよりは高額になりますが、
調湿効果があり、虫も寄りずらいとのことです。もちろん防虫処理はされているとのことです。
(参考:セーターなどが虫食いになるのは、セーターの繊維に付着した皮脂等を虫が食べる時に出す液体がウールの繊維を溶かすとのことなんだそうです。)
また、燃えずに融解すると聞きましたので、サンプルを東京でもらってきたおり試してみましたが、燃えました。
セルローズファイバー 新聞紙を再利用して作られる断熱材です。人体に害のないそれでいて防虫効果のあるホウ酸で処理されているので、安心なのと、自然に返すことができる断熱材です。(※ホウ酸は自然界の土壌にも広く分布しており、植物の必要元素だそうです。)
調湿効果・防露・結露抑止・防蟻防虫・難燃性・高機密性能等がありますが、特筆すべきなのはその生産時の発熱量が、上記の断熱材より少ないことです。
製造段階でも地球環境に優しいということです。まだ、断熱性能も優れており、家計にもランニングコスト的にはエコノミーです。初期コストは、グラスウール・ロックウールよりは高くなります。

家造りの役立ちツール!!
※資金計画書&住宅計画書はMicrosoftExcelで作成してあります。
 ハウスメーカーが作成する資金計画書は、見積金額を安く見せる工夫がいっぱいです。建物の金額は坪単価上は安いかもしれませんが、坪単価は目安です。坪単価坪単価に捕らわれず、総資金で予算を考えないと、「結局建てた家を手放すことに」なんてならないよう、じっくり検討しましょう。
(注意:資金計画書は足元を見られる可能性があるので、なるべくOPENにしない方が良いです。特にハウスメーカーの営業には信頼関係ができない限りは絶対に見せない方が良いでしょう。)
資金計画書.xls(約42kb)
 また、自分の希望する家がよく分からないことも多いと思います。そんな時は、現在の家族構成・ライフスタイルとまとめておくと、いざ質問されたときにも優先したい項目が見えてきます。是非活用して見てください。
(注意:住宅計画書は信頼のある営業さんや設計士さん以外には、見せないようにしましょう。信頼関係が築けたときだけOPENにしましょう。)
住宅計画書.xls(約45kb)
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